【社会】障害者の90%が嫌う 「24時間テレビ」は障害者の「感動ポルノ」 裏番組のNHK生「バリバラ」に大反響 [08/29]at NEWSPLUS
【社会】障害者の90%が嫌う 「24時間テレビ」は障害者の「感動ポルノ」 裏番組のNHK生「バリバラ」に大反響 [08/29] - 暇つぶし2ch1:ちゅら猫 ◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
16/08/29 15:06:38.09
★「24時間テレビ」は障害者の「感動ポルノ」 裏番組のNHK生「バリバラ」に大反響
2016/8/28 21:24

「Eテレが本気出してる」「バリバラ攻めすぎでしょ」―視聴者からそんなツイートが相次いだのは、
日本テレビの「24時間テレビ」の裏番組として、NHK Eテレが2016年8月28日に放送した
「バリバラ」(19時00分~30分)だ。

24時間テレビをパロディー化して笑いのめしながら、障害者を「感動」の具とする「感動ポルノ」に、
障害者自身も含む出演者たちが異を唱える。そんな野心的な内容は、ツイッターで番組名が
「トレンド」に入るなど、大きな反響を呼んでいる。

URLリンク(www.j-cast.com)
番組公式ページより

■「検証!『障害者×感動』の方程式」

障害や難病を持つ人が、さまざまな難題に挑戦する―そうした「感動的」な企画は、24時間テレビの
まさに十八番だ。2016年も、下半身不随の少年の富士登山や、目や耳の不自由な生徒たちの
よさこいなど、こうした企画が多数放送された。

しかし、障害者情報バラエティーをうたう「バリバラ」では、同じ28日のオンエアに、
「検証!『障害者×感動』の方程式」と題して、こうしたメディアの障害者像に疑問を
唱える内容をぶつける生放送と予告し、以前から注目を集めていた。

NHK広報局は「他局の放送とは関係ない」と事前のJ-CASTニュースの取材に応えていたものの、
番組が始まるや、スタジオで大写しになったのはどこかで見たような「24」マーク。出演者はおそろいの
黄色いシャツ姿で、その一人、多発性硬化症などを患う大橋グレース愛喜恵さんにいたっては「本家」の
「24時間」のシャツをそのまま着ている。そもそも、キャッチフレーズからして「笑いは地球を救う」だ。

特に徹底していたのは、世間の「感動的な障害者像」を再現したコーナーである。
上記の大橋さんが出演するこのドキュメンタリー風映像では、「それらしい」音楽やキーワードで、
いかにも「健気な」障害者として大橋さんが描かれているのだが、それをぶち壊すように「病院の先生が
イケメンでテンション上がった」「(立ち直ったきっかけを聞かれて)まあ時間が解決したみたいな」と、
「使えない」発言を連発し、そのたびにスタッフが「その話いらないっす」「いやそこ大変な感じで行きましょ」
などと軌道修正する。要するに、24時間テレビを完全にパロディー化したコントなのである。

ちなみにチャンネルを日本テレビに変えると、まさにちょうど、そっくりな「感動的」な映像が流れており、
BGMも笑ってしまうほどよく似ている。狙って時間を合わせたのかは不明だが、痛烈な皮肉だ。
なお、大橋さんは今年の24時間テレビにも出演している。

■障害者の90%が「感動ドキュメンタリー」嫌い

こうした「笑い」の要素を織り交ぜながらも、番組全体を貫いていたのは「感動ポルノ」というキーワードだ。
自身も骨形成不全症を患いながら、オーストラリアでコメディアンとジャーナリストとして活躍したステラ・ヤングさん
(1982~2014年)が唱えたもので、障害者を、非障害者などが感動するための「モノ」として扱うような行為を指す言葉だ。

番組によれば、これら「感動ポルノ」的な障害者の番組について、当の障害者の90%が「嫌い」と答えたという。
番組では「24時間テレビ」という単語は避けられていたものの、たびたび言及され、司会の山本シュウさんは
最後に、こう注文した。

「現場のスタッフはものすごいがんばってるし、ただもう上の人がね、『(障害者は)こうなんや、感動なんや』って
(決めつけて)やるからね。この辺、みんなのがんばりが空回りせんようにしてほしい」

■「30分じゃ物足りなかった」「日テレのトップに見せたい」

単なるパロディーに留まらず、メディア全体に対して「感動ポルノ」を問題提起するという、野心的な内容に、
ツイッターなどでは大きな反響が起こった。>>2

URLリンク(www.j-cast.com)


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