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2016.8.26 10:00
★安倍晋三首相ケニア到着 ＴＩＣＡＤの意義を大統領とアピールへ
【ナイロビ＝松本学】安倍晋三首相は２５日夜（日本時間２６日未明）、
第６回アフリカ開発会議（ＴＩＣＡＤＶＩ）に出席するため、
政府専用機で同国の首都ナイロビに到着した。
２７、２８日の日程で開かれる会議を前に、安倍首相は２６日午前、
ケニアのケニヤッタ大統領との共同記者会見し、初のアフリカ開催となる
今回のＴＩＣＡＤの意義などをアピールする。
首相は同日中にコートジボワール、モザンビーク、ガーナ、南アフリカの
各国首脳とも個別に会談する。日本が国連安全保障理事会の常任理事国入りを
目指していることを念頭に、安保理改革などについて意見交換するとみられる。
また、首相に同行している岸田文雄外相は２６日午前の閣僚級事前会合に出席し、
ＴＩＣＡＤで採択される首脳間文書「ナイロビ宣言」について最終調整する。
質の高いインフラ投資やテロ抑止に向けた社会安定化の推進が柱となる見通しだ。
一方、安倍首相は２５日午後（日本時間同）、政府専用機の給油のために立ち寄った
シンガポールで、２２日に死去した同国前大統領、Ｓ・Ｒ・ナーザン氏の遺体が
安置される同国議会を弔問。リー・シェンロン首相らに「ナーザン氏は広島で
原爆被害者に会った初めての外国元首だ。日本国民は決して忘れない」と伝えた。
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ケニアのナイロビに到着した安倍首相。右は昭恵夫人＝２５日（共同）
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