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2016.8.20 05:04
★【産経抄】作り話を執拗に垂れ流した朝日新聞の罪 「世界中の慰安婦像をクレーン車で撤去したい」との叫びを受け止めよ 8月20日
記者の仕事は、人から話を聞いてそれを記事にすることである。至って単純な作業のようでいて、
これがなかなか難しい。その言葉は本当なのか。誇張や歪曲(わいきょく)はないか。
勘違いや記憶違いが交じってはいないか。一歩引いて常に疑う必要があるが、
当事者を前にするとつい信じ込んでしまいがちだ。
▼19日付小紙朝刊に、韓国や中国の民間団体が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の
「世界の記憶」(記憶遺産)に登録申請している慰安婦資料に関する記事が載っていた。
資料の中心は、元慰安婦の証言なのだという。客観的な検証はなされていない。
▼「世界中の慰安婦像をクレーン車で撤去したい」。朝鮮半島で慰安婦狩りをしたと偽証し、
日本軍による強制連行説を世界に広めた故吉田清治氏の長男が、雑誌『新潮45』9月号で
ジャーナリスト、大高未貴氏の取材に父の過ちを悔いていた。吉田氏の作り話を執拗(しつよう)
に垂れ流した朝日新聞の罪も重い。
▼「これだけ報道されるということは、そういう働きかけがあるのでは」。
民進党の岡田克也代表は18日の記者会見で、オバマ米大統領が検討する核兵器の先制不使用について、
安倍晋三首相が反対の意向を伝えたとの米紙報道についてこう指摘した。米政府高官が情報源というが、
高官とは誰か。
▼この場合、米紙の報道があったこと自体は事実だが、報道内容が正しいとは限らない。
高官が証言したのはその通りなのだろうが、高官が本当のことを言っているのかどうかは分からない。
小欄の取材では、安倍首相は周囲に「記事は間違い。私はそんな発言をしていない」と明言している。
▼「真実を伝える」。この至難の業について、軽々しく口にするニュースキャスターたちはうさんくさい。
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