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★比に日本供与の巡視船が到着
南シナ海問題、中国念頭
2016/8/18 10:47
【マニラ共同】日本政府がフィリピン沿岸警備隊に供与する巡視船計10隻の最初の1隻が18日、
マニラ港に到着した。日本政府は、南シナ海問題を巡り中国と対立するフィリピンの海上警備
能力向上を図る目的。2011年12月に武器輸出三原則が緩和され、安倍政権は14年4月に防衛装備
移転三原則を決定、「武器」である巡視船の国際貢献目的での提供が可能となった。
巡視船は、引き渡し時に機関砲などは装備されていない。しかし、防弾のために装甲を強化
しているため「武器」として扱われる。
日本政府は約187億円の円借款で、全長40メートルの巡視船計10隻を18年末までに供与する。
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