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★SEALDsが解散 「これで終わりじゃない」最後の会見で
朝日新聞デジタル | 執筆者: 朝日新聞社提供
投稿日: 2016年08月16日 18時37分 JST 更新: 3時間前 OKUDA
SEALDs最後の会見 「これで終わりじゃない」
安全保障関連法や憲法改正に反対してきた学生団体「SEALDs(シールズ)」が16日、
東京都内で最後の記者会見を開いた。15日の解散を受けて、約25人のメンバーが活動を振り返った。
中心メンバーの奥田愛基(あき)さん(24)は「若い人がイエス、ノーを言うのがこんなにもつらく、
大変なのかと思った」と活動の苦しさを語った。
筑波大学4年の本間信和さん(21)は今夏の参院選で、野党4党の統一候補の応援演説で各地を回った。
「若い世代が声を上げるのは勇気がいる。バッシングも受けたが、受け止めてくれる大人がいたからできた」。
会見の中継をネットで見ている視聴者にはこう呼びかけた。「10代や20代、30代の人たち。
何かの機会があれば一緒にやろう」
明治大学院生の千葉泰真さん(25)は「すべてを出し切り、すっからかん。だから悲壮感も後悔もない」。
新しいデモや活動の形を作れたとしつつ、「最先端に2年も3年もいることはダサい。(別の誰かに)
アップデートされた最先端の運動が出てきてほしい」。今後については「また勉強して自分の武器を作り、
社会に問い続けたい」と話した。
中には「みんなで活動していきたかったので、本当は解散したくない」との思いを打ち明ける女性も。
ただ、多くのメンバーが「これで終わりじゃない」と口をそろえた。「また路上や駅前で活動していく」
「孤独に思考していく」。今後もそれぞれができることをしていく決意を語った。(佐藤恵子)
(朝日新聞デジタル 2016年8月16日11時40分)
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