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2016.8.12 10:06
★タイ保養地で連続爆発、１人死亡２０人以上負傷
【ニューデリー＝岩田智雄】タイ中部の保養地フアヒンの繁華街で１１日夜、
爆弾によるとみられる爆発が２度発生した。現地からの報道と在タイ日本大使館によると、
タイ人女性１人が死亡、ドイツ人やオランダ人など外国人１０人を含む２３人が負傷した。
これまでのところ、日本人が被害に遭ったとの情報はない。
爆発はいずれもバーの近くで発生、死亡した女性は屋台で「ソムタム」（パパイアサラダ）を売っていた。
首都バンコクの南西約２００キロにあるフアヒンはビーチを抱え、日本人を含む外国人観光客に
人気のリゾート地で、プミポン国王（８８）の王宮もある。国王は現在、バンコクの病院に入院中だ。
翌１２日はシリキット王妃の誕生日で祝日に当たり、フアヒンには多くの観光客が訪れていた。
タイでは今月７日に、軍事政権が主導する新憲法草案の是非を問う国民投票が行われ、
賛成多数で承認されたばかりで、一部では、軍が権力を維持しようとする動きへの反発が
強まっていた。南部ではイスラム武装勢力によるテロも頻発している。
また、昨年８月１７日には、バンコクの繁華街で爆弾テロがあり、中国人とフィリピン人を
含む２０人が死亡、邦人男性１人を含む１２６人が負傷している。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)