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★太地町に臨時交番を設置
2016-08-10（水） 20:20
来月一日から始まる小型クジラ類の追い込み漁を前に、反捕鯨団体対策として県警は
パトロールなどの活動拠点となる臨時交番を今日、太地町に設置しました。
県警では、平成２３年から反捕鯨団体の違法行為に対応するため、クジラを追い込む
畠尻湾近くに２４時間体制で署員が駐在する臨時交番を設置しています。
今日の開所式には、新宮警察署や県警本部からおよそ２０人が参加、
太地町特別警戒本部長を務める県警本部の中道芳正警備部長が
「関係機関と情報を共有し、違法事案の未然防止に務めて下さい」と訓示しました。
この後、警察車両４台が町内のパトロールに出発しました。
交番には９人の班員が３交替で常駐します。また、太地町を訪れる反捕鯨団体関係者
に女性が多いことから、女性警察官２人が含まれています。県警によると、
去年は反捕鯨団体のメンバーおよそ１００人が太地町を訪れ、このうち、
団体の代表が旅券不携帯で新宮警察署に逮捕されました。
臨時交番は追い込み漁が終わる来年２月末まで設置されます。
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