【国際】日中、ラオス支援でつばぜり合い “日本製”発電所の横で中国が突貫工事 [08/09]at NEWSPLUS
【国際】日中、ラオス支援でつばぜり合い “日本製”発電所の横で中国が突貫工事 [08/09] - 暇つぶし2ch1:ちゅら猫 ◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
16/08/09 21:28:05.00
2016.8.9 19:33
★日中、ラオス支援でつばぜり合い “日本製”発電所の横で中国が突貫工事

外資導入による経済成長を進めるラオスで、中国が影響力拡大に向けて援助を拡大している。
今年は東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国を務めるなど、外交面でもラオスの重要性が
増しているためだ。ラオスの発展に長年関与してきた日本は、「質」を重視した支援を模索
して対抗している。(ビエンチャン 吉村英輝)

首都ビエンチャンから車で1時間半。幅468メートル、高さ70メートルのダムが姿を現した。
ナムグム川をせき止めた貯水池は370平方キロメートル。1971年運転開始の
水力発電所には日本が構想段階から関わり、無償・有償の協力を続けてきた。

発電所の隣接地では、中国支援による新たな発電所の建設が進んでいた。

「トンネルを掘り、貯水池から水を引き込む計画だ。2019年をめどに発電タービン2基が
稼働予定だが、突貫工事が続いているので早まるだろう」

案内してくれた発電所の運転主任が指さした山肌は削られ、ダムから流れる川には
工事用の橋があった。掲げられた赤い看板には、漢字で「安全第一」の文字。
「ほとんどの労働者は中国企業が本国が連れてきていて、内部の様子は分からない」という。

◇    ◇

1975年の社会主義革命で樹立された現ラオス政権は、86年に市場経済へと
方針転換したが、タイやベトナムに工業化で出遅れている。国土の8割が山岳である
内陸国ラオスにとり、周辺国へ売電して外貨を稼ぐ水力発電は、鉱物と並ぶ主力
輸出産業で、発電容量の拡大を急いでいる。

現在は155メガワットの発電所は、日本の支援で2017年をめどに6基目のタービンが
増設される予定。運転主任は「ほとんどの機器は日本製で、発電開始時からトラブルもない。
新設備も信頼できる」と話す。

ただ、中国が建設中の新発電所は中国製で仕様も異なる。「完成後は新たな運転チームを
組織し、別々の制御室で操作することになる」(運転主任)。日中の“支援合戦”のはざまで、
やりくりを迫られそうだ。

◇    ◇

中国は昨年、ラオスとの間を結ぶ鉄道建設でも合意した。先月ビエンチャンで開かれた
東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議の会場は豪華な造りが目を引いたが、
これも中国が設計・建設した。中国は南シナ海問題に関する仲裁裁判所の裁定に声明で
言及しないようラオスに働きかけ、「勝利した」(中国外務省)としている。

一方、ビエンチャンの中心部の広場で開かれている朝市では、有機農業栽培の野菜が
人気を博している。日本は専門家を派遣して2013年から認証制度の整備などを支援。
労働人口の7割を占める農業の持続的発展を支える狙いだ。

1965年からの青年海外協力隊事業など、長い支援実績を誇る日本。国際協力機構
(JICA)の村上雄祐・ラオス事務所長は「環境配慮などバランスのとれた成長への支援が
求められている」と、関与の強化を探っている。

URLリンク(www.sankei.com)


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