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★日本の行進、先頭に役員ずらり 「選手第一」4年後こそ
阿久津篤史2016年8月6日16時57分
上半身裸の旗手がいたり、女性選手ばかりが集団の先頭を占めたり。
出場国のお国柄が出る入場行進だった。そんな中、104番目に登場した日本で、
旗手の右代に続いたのは本部役員の一団。集団の先頭の年齢層がこれほど高かったのは、
中国など数少なかった。
2007年の国際オリンピック委員会(IOC)理事会では、「旗手の後すぐに太った
おじさんが出てきては、テレビ映えがしない」と改善を求めるテレビ局の声を受け、
入場行進の順番について「選手が先、役員が後」となるよう検討を進める動きがあった。
結局これは実現せず、現在は入場行進について特段の決まりはない。
ただ、2020年東京五輪で「アスリート・ファースト(選手第一)」を掲げる日本の行進で、
選手を前面に押し出す姿勢が見られなかったのはさみしかった。4年後の行進ではぜひ
並び順について考えて欲しい。(阿久津篤史)
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