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2016.8.4 22:59
★【緊迫・南シナ海】違法漁船を爆破してきたインドネシアの女傑スシ海洋・水産相、次は監視施設開設で中国を牽制
インドネシアのスシ海洋・水産相は４日、記者会見し、南シナ海の南端にあるインドネシア領
ナトゥナ諸島に、違法漁業の監視施設を設置したことを明らかにした。インドネシアの
独立記念日に当たる今月１７日に現地で正式な開設式典を開くという。
同諸島沖では中国漁船による違法操業が相次いでおり、監視施設を建設することで中国を
牽制（けんせい）する狙いがある。
スシ氏は監視施設に関する詳細は明らかにしなかったが、レーダーなどを備え、
７月２１日から既に稼働しているという。違法漁業者の収容施設なども今後建設する予定。
中国漁船による違法操業が続発したことを受け、インドネシア軍は６月に軍艦５隻と軍用機を
派遣したほか、ジョコ大統領も同月、ナトゥナ諸島沖を閣僚数人らと共に訪問し、
中国に対し強硬な姿勢を示した。（共同）
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