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★元FBI職員、中国への機密情報提供で罪認める NY連邦地裁
2016.08.02 Tue posted at 17:40 JST
(CNN) 米連邦捜査局(FBI)に勤務しながら中国政府に機密情報を流していたとして
今年3月に逮捕された元職員が1日、ニューヨークの連邦地裁に出廷して有罪を認めた。
元職員は中国生まれで米国籍を持つクン・シャン・チュン被告(46)。
過去19年間にわたりFBIに勤務していた。
起訴状によると、チュン被告は中国の関係者に機密情報を送って金銭の見返りを得るため、
FBI内の覆面捜査官に情報提供を頼もうとした。米国内で司法長官への通知なく
中国の代理人として活動した罪に問われ、有罪を認めている。
司法省によれば、被告は1998年、FBIの技術部門での仕事の一環で、
最高機密を扱う資格を得ていた。2011年に渡航先で出会った中国当局者から
FBIの仕事について尋ねられ、特別捜査官1人の身元を明かすなど機密情報を伝えた。
その後も同じ当局者から、FBI内部の仕組みなどを繰り返し尋ねられ、数回にわたって
これに応じた。13年には実名を削除したFBIの組織図、15年には監視技術の詳細に
関する文書の写真を送っていた。
被告はまた、中国当局と接触していることをFBIに隠すため、外国とのつながりなどを
問われた調査でうその申告を繰り返した。
検察は公判で、被告の行為は「国家に対する極めて重大な裏切り」だと非難した。
地元メディアによると弁護側は、被告が米国に愛国心を持ち、自身の行為を後悔していると主張。
いかなる害ももたらす意図はなかったと強調した。
量刑の言い渡しは12月2日に予定されている。
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