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2016.8.2 07:53
★【相模原19人刺殺】植松聖容疑者、生活保護を受給 知人「数百万円を借金、遊興費に」
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が刺殺された事件で、
元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)=殺人などの容疑で送検=が、同市から
生活保護を受給していたことが1日、関係者への取材で分かった。借金があったとの
情報もあり、神奈川県警津久井署捜査本部は経済的困窮が犯行の背景にあった
可能性も視野に入れ、事件の全容解明を進める。
関係者によると、植松容疑者は2月に勤務していた同施設を退職して間もなく、
同市に対して生活保護を申請。数カ月後に受給が始まったという。
その後は、犯行時まで無職の状態が続いていた。
知人らによると、植松容疑者は犯行前、金に困っている様子だった。
周囲に株式投資の方法を聞くなどして資産を増やそうとしていたという。
知人の一人は、「数百万円を借金して、遊興費に充てていた」とも話している。
植松容疑者は犯行時、職員から奪った鍵で居住区画を仕切る扉を解錠して移動しながら、
入居者の実名を叫んでいたことも新たに判明。犠牲者には名前を呼ばれた入居者も
含まれているといい、特定の人物を標的にした疑いがある。
事件は7月26日午前2時ごろ発生。施設の窓ガラスをハンマーで割って侵入した
植松容疑者が約45分間にわたり、入居者の首や胸などを刃物で刺し、45人が死傷した。
結束バンドで職員5人を縛ったが、刃物で傷つけることはなかった。
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