16/08/01 16:41:51.40
2016.8.1 11:30
★【北京春秋】拘束の邦人は「日本は戦争の反省を」と主張していた… 裁判の公開を
7月に中国の治安当局に拘束された日中交流団体の男性役員は、約20年前からの知人である。
酒の席で何度も一緒になり、日中関係について議論を交わしたこともあった。
首相の靖国神社参拝には強く反対し、「日中関係がよくならないのは、日本が戦争につい
て本気で反省していないからだ」などと主張する彼の考えが正しいかどうかは別にして、
心の底から日中友好を願う人物であることを実感した。
ここ数年は会っていない。風の便りで中国の砂漠化が進んでいる地域で植林活動に熱心に
取り組み、頻繁に日中間を行き来していたことを聞いた。
拘束理由は「スパイ活動」への関与だとされる。日中友好をライフワークにしてきた彼が
中国側に拘束され、彼の活動を支援してきた日本人たちは落胆し、悲しんでいることだろう。
中国で昨年春から「スパイ容疑」などで拘束された日本人は5人になった。
日本政府は「海外で諜報活動を行っていない」と強く否定する。中国に駐在する
日本人の間でいま、「今後も拘束者は続出するのでは」と動揺が広がっている。
一連の“日本人スパイ事件”の裁判はこれから始まるが、日本人の中国当局への不信感を
取り除くため、秘密裁判ではなく、法廷でのやりとりを全て公開してもらいたい。(矢板明夫)
URLリンク(www.sankei.com)
★中国邦人拘束、菅氏がスパイ否定
日中交流関連団体の理事長
2016/7/28 13:17
菅義偉官房長官は28日の記者会見で、日本人男性1人が北京市内で今月、中国当局に拘束され、
中国側から連絡を受けていることを明らかにした。スパイ行為に関与した可能性については
「日本政府はいかなる国に対しても、そうした活動に従事してはいない」と否定した。
北京の日本大使館を通じて面会を要請するなど、支援活動を行っていると説明。
男性の健康状況に問題はないとしている。大使館で拘束の経緯など、事実関係の確認を急いでいる。
日本政府関係者などによると、男性は社民党での活動歴がある、日中交流関連団体で理事長を
務める50代後半の男性で、茨城県生まれ。
URLリンク(this.kiji.is)