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2016.7.26 17:27
★有人離島に国の機関設置、中国の進出念頭に領海、領土の管理強化へ
政府は26日、総合海洋政策本部(本部長・安倍晋三首相)の会合を官邸で開き、
「離島の保全・管理のあり方に関する基本方針」を改正した。国境付近の有人離島の
保全に向け、国の行政機関の設置や土地の買い取りに努めることを盛り込んだ。
中国の海洋進出を念頭に、領土、領海の管理を強化する狙いがあるとみられる。
首相は会合で、「海洋国家であるわが国は、管轄海域の根拠となる離島の保全、
管理を図っていかなければならない」と述べ、関係閣僚に対し、住民の継続的な
居住が可能となる具体策を講じるよう指示した。
新たな基本方針は、国の行政機関を設置することなどで、離島の地域社会を維持
することが目的。離島は運賃や物流コストが高いため、交通手段となるフェリー
などの運賃の低廉化や、安定的な漁業経営の確保なども新たに明記し、
定住しやすい環境整備を目指す。
会合では、海洋活動を衛星などで監視する「海洋状況把握(MDA)」の能力
強化を図り、海上保安庁で海洋情報を集約し、共有するための「海洋状況表示
システム」の整備を平成29年度に着手することも確認した。
URLリンク(www.sankei.com)