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2016.7.22 00:52
★【リオ五輪】五輪期間中にテロ計画を企てた10人を逮捕 「イスラム国」に感化
【リオデジャネイロ=佐々木正明】ブラジル連邦警察は21日、リオデジャネイロ五輪を狙って、
テロを企てようとした疑いで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)と関係があった
10人を逮捕した。メンバーはIS側と直接、連絡を取り合っていたわけではないが、ネット上で
ISのテロを支持するメッセージのやりとりを繰り返していたという。
治安当局は数カ月前からグループの動向を監視。メンバーが隣国パラグアイで銃器を購入
しようとしていたことや、ISに忠誠を誓い、組織に入会することを希望するメールを送信して
いたことを確認したため、逮捕に踏み切った。
メンバーはリオデジャネイロ州や南部パラナ州など国内10州に居住。治安当局は他にも
2人の逮捕状を取っており、会見に応じたモラレス法相は「まもなく逮捕されるだろう」と話した。
地元メディアによると、逮捕された中には10代の少年も含まれているという。
モラレス法相は会見で「ブラジルは五輪があるために、ISの標的になっている」と話した。
ブラジル国内では昨年来、ISの影響力がじわじわと浸透しており、今年6月には、
南部サンタカタリナ州のブラジル人が内戦中のシリアに87日間滞在した後に帰国、
射撃訓練や爆弾製造のマニュアルを所持していたことが判明した。
昨年11月のパリ同時多発テロ事件発生後にISの関係者がツイッターで「われわれの
次の標的はブラジルだ」との投稿を行ったことを踏まえ、ブラジルの情報機関は、
今年春ごろにIS側がポルトガル語で、ブラジル人の勧誘を図っていたことを確認していた。
URLリンク(www.sankei.com)