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★【関西の議論】「軍国主義者のレッテルはられた」元校長が真相激白 「2人以上出産」発言は匿名投書で
大阪市立茨田(まった)北中学校校長だった寺井寿男(としお)氏(61)が2月、
全校集会で「女性にとって最も大切なことは子供を2人以上産むこと」と発言したことが
「価値観の押しつけだ」などと波紋を呼び、自ら退職した騒動を覚えているだろうか。
日本が少子高齢化に直面する中、学校現場で出産・子育ての価値を教えることは
間違っていない-とする擁護論も上がるなど賛否両論が渦巻いた。
その後、寺井氏が校内で旭日旗を掲げたと報道され、騒動が拡大した。
市教委の担当者は「旭日旗で戦争を想起する人もいる」と過剰な配慮を示して
問題視したが、寺井氏は「私を差別主義者、軍国主義者と決めつけたい人たちが
いるような空気を感じた」と吐露した。一体、何が起きていたのか。
■全校集会の講話に賛否両論
発端は2月29日、寺井氏が全校集会で次のような趣旨の講話をしたことだ。
「女性にとって最も大切なことは、子供を2人以上産むことです。これは仕事でキャリアを
積むこと以上に価値があります。なぜなら、子供が生まれなくなると、日本の国がなくなって
しまうからです。女性しか子供を産むことができません。男性には不可能なことです」
3月2日、講話を問題視する匿名情報が2件入ったとして、市教委が聞き取りに乗り出した
。さらに11日夜、共同通信が「2人出産最も大切と中学校長 全校集会で 処分検討」
との見出しで寺井氏の実名入りの記事を配信したのを機に、産経新聞を含む各紙が発言を報じた。
報道を受けて、市教委や学校に抗議の電話やファクスが殺到し、さらにインターネット上でも
批判が渦巻いた。「さまざまな事情で出産しない、できない人のことを考慮していない」
「価値観を押しつけている」といった内容だ。
「(発言の)一部だけが切り取られ、誤解を招いている」と感じた寺井氏は12~13日、
学校のホームページに講話全体の要旨を一時掲載した。
URLリンク(www.sankei.com)
講話の中で「子育ては必ず夫婦で助け合いながらするもの。女性だけの仕事ではない」
「人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが親に対する恩返し」
「少子化を防ぐことは日本の未来を左右する」と述べていたことが分かると、
「良いことも言っている」「少子高齢化だからこその発言」などと擁護する声も上がった。
■旭日旗騒動も匿名情報
騒動はさらに拡大する。
寺井氏が校内に旭日旗を掲げ、市教委が「ふさわしくない」と指摘している-と
3月17日夜以降、共同通信などが報じた。
旭日旗は朝日を図案化した日本の旗で、放射状に光線を放つ日の丸が赤で描かれている。
明治時代から先の大戦敗戦まで軍旗として採用され、今は陸上・海上自衛隊が使用。
漁船の大漁旗などの祝事やスポーツの応援でも使われており、国内外で広く認知されているが、
〝反日歴史観〟に染まる韓国や中国では「日本軍国主義の象徴」との認識もいまだ根強い。
市教委から問題視されるに至った経緯はどのようなものだったのか。
1月30日の土曜日、茨田北中で、近所から譲り受けた金魚約20匹を校内の池に放す式典があった
「放生会(ほうじょうえ)」として地元の宮司立ち会いのもと、生徒や近隣の児童、保護者らの希望者
とともに、生命に感謝する趣旨の行事だったという。この時、寺井氏が校舎玄関の掲揚ポールに
私物の旭日旗を掲げたことを問題視する匿名投書が3月9日、市教委に届いたのだ。
寺井氏は当時の取材に対し「情操教育のために金魚をいただいた。設置に手間のかかる
紅白幕の代わりに、生命への感謝の意味も込めて式典の間の1時間だけ揚げた」とした。
だが当時、市教委の担当者は「旭日旗で戦争を想起する人もいる。校長の立場で掲げるのは
ふさわしくない」と答えていた。
URLリンク(www.sankei.com)
■処分なしでも…「責任とる」と退職
今回の騒動では、まるで懲戒処分が下されるような報道まであったが、
今から思えば、メディアを中心に〝騒ぎすぎ〟という印象が強い。(以下リンク先で読んでください)
URLリンク(www.sankei.com)