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2016.7.14 17:52
★【緊迫・南シナ海】勝手に中国支持に分類するな! インドで中国共産党傘下紙報道に反発広がる 政府は裁定受け入れ促す声明を発表
【ニューデリー=岩田智雄】南シナ海をめぐる仲裁裁判所の裁定について、
インド政府は「すべての関係国に対し、仲裁裁判所への最大限の敬意を示すよう求める」
との声明を発表し、名指しを避けながら中国に裁定を受け入れるよう促した。
しかし、中国共産党傘下の代表的英字紙チャイナ・デーリーがインドを中国の立場を
支持する国の一つに分類し、インド側で反発が広がっている。
中国は、70カ国以上が中国の立場を支持しているとし、13日付のチャイナ・デーリー
紙は1面に世界地図を載せ、インドを含めた支持国を赤く色分けした。
これについて、インド政策研究センターのブラマ・チェラニー教授は、短文投稿サイト
「ツイッター」で「独裁国家がいかに自国民をだましているかを示すものだ」と批判し、
中国とインドが領有権を争いインドが実効支配する印北部アルナチャルプラデシュ州を
「地図で中国の一部にしている」と非難した。
14日付のインド紙ヒンドゥスタン・タイムズ紙も「報道はインド政府の眉をひそめさせている」
と伝え、消息筋は同紙に「中国による誤報運動だ」と述べた。
インドは、中国が「真珠の首飾り」戦略を通じてインド洋周辺諸国の港湾整備などを支援
していることについて、中国艦船の寄港につながりかねないと神経をとがらせてきた。
中国潜水艦のインド洋での不審な動きも察知している。このため、インドは裁定が中国の
軍事的圧力に何らかの歯止めをかける効果を期待しているといえそうだ。
URLリンク(www.sankei.com)