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★米財務省、人権侵害で金正恩氏を初の制裁対象に
アメリカ財務省は６日、北朝鮮における人権侵害の責任があるとして、
金正恩（キム・ジョンウン）労働党委員長を政権幹部や政府機関とともに、
制裁対象に指定しました。主にアメリカ国内における資産を凍結する内容で、
金党委員長に直接、制裁を科すのは初めてです。
アメリカ財務省は６日、北朝鮮における人権侵害を理由に金正恩労働党委員長や
政権幹部１１人、そして、秘密警察とされる国家安全保衛部など、５つの機関を
制裁対象に指定すると発表しました。財務省は「金正恩のもと、北朝鮮は処刑や
強制労働など耐え難い残虐行為と苦痛を国民に負わせ続けている」と非難していて、
制裁でアメリカ国内の資産を凍結するほか、アメリカ人との取り引きも禁じます。
アメリカが金委員長を直接、制裁対象にするのは初ですが、そのほかの対象も
含めてアメリカで資産を保有する可能性は低く、象徴的な意味合いが強いとみられます。
オバマ政権は核やミサイル開発をめぐっても政権幹部や金融機関に制裁を科していますが、
北朝鮮が対話に応じず、挑発的な言動を繰り返すのに対して、締めつけを厳しくしています。（07日06:15）
URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)