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★【沖縄が危ない】米国にはモノを言う翁長知事、中国の不穏行動にはまたダンマリ
2016.07.01
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域に9日、中国軍艦が侵入し、
石垣市民に強い衝撃を与えた。この海域では、中国海警局が派遣した船が「パトロール」と
称して常時航行を続けているが、中国軍艦の航行は初めてだ。
尖閣強奪に向け、実力行使をエスカレートさせる第一歩と受け止められた。
市民からは「このままだと、落ち着いて島に住んでいられなくなる」と不安の声が上がる。
中山義隆市長は「政府には毅然とした態度を取ってほしい」と訴え、市議会は直ちに中国に対する抗議決議を可決した。
しかし、不可解なのは、もう1人の当事者、翁長雄志知事の態度である。
あれほど饒舌に「米軍基地反対」を唱える翁長氏が、この危機に一言もコメントせず、沈黙を守り続けたのだ。
石垣市区選出の砂川利勝県議は「軍事的な脅威が沖縄に迫っているのに、どうして黙っているのか理解できない。
離島軽視ではないか」と憤る。市民の男性は「中国に抗議する気があるのかないのか、知事は旗幟(きし)を鮮明にすべきだ」と指摘した。
翁長氏が中国の脅威を語らないのには理由がありそうだ。
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対し、米軍属の女性殺害事件に抗議して
海兵隊撤退を求める県民大会にも参加した。今さら「尖閣を守るために、やっぱり米軍に駐留してほしい」
とは言えない。知事を支持する共産党や社民党などの革新政党も、そんな発言を許さないだろう。
翁長氏の後ろ盾である沖縄メディアに至っては、中国軍艦の航行で石垣市民を心配するどころか
「日米両政府が在沖米軍基地強化の口実にする恐れがある」(琉球新報)などと、見当違いな「懸念」を表明するありさまだ。
県民大会参加を表明した際のインタビューで翁長氏は「沖縄だけに基地を押しつけて『中国は怖くないのか』
というのは、大変エゴイスト的に感じられる」と言い放った。
しかし、中国の圧力をまともに受けている国境の島の住民としては「おっしゃる通り」と引っ込むわけにはいかない。
中山市長、宮古島市の下地敏彦市長らは17日、県庁を訪れ、尖閣は沖縄県の行政区域だとして、
領土・領海を守る取り組みの強化を要請した。
要するに、石垣島や宮古島の市長が、こんな分かり切ったことを、今さら知事に要請しなくてはならない現状なのである。
翁長氏は、中山市長らが県庁に到着する直前に出張し、副知事に要請書を受け取らせた。
反基地だけでは沖縄の平和は守れない。翁長氏には、離島住民の厳しい視線を正面から受け止める度量を持ってほしい。
■仲新城誠(なかしんじょう・まこと) 1973年、沖縄県石垣市生まれ。琉球大学卒業後、
99年に石垣島を拠点する地方紙「八重山日報社」に入社。2010年、同社編集長に就任。
同県の大手メディアが、イデオロギー色の強い報道を続けるなか、現場主義の中立的な取材・報道を心がけている。
著書に「国境の島の『反日』教科書キャンペーン」(産経新聞出版)、『翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走』(同)など。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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