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★都知事選に小池百合子氏が出馬表明 都連の了解得ず 「韓国人学校」白紙訴え
夕刊フジ / 2016年6月29日 17時12分
小池百合子元防衛相(63)が29日午前、衆院第1議員会館で記者会見を開き、
東京都知事選(7月14日告示、同31日投開票)への出馬を表明した。
自民党東京都連は現在、桜井俊前総務事務次官(62)の擁立に動いているが、
小池氏は都連の意向とは関係なく、単独で立候補を決断した。退路を断った小池氏は
、一気に有力候補になれるのか。
「自民党議員として出馬の決意を固めた。『都政の信頼回復』『停滞の解消』
『希望あふれる未来の首都・東京の構築』のため、崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」
電撃会見で、小池氏は都知事選出馬の決意をこう語った。
小池氏は兵庫県出身。カイロ大学を卒業し、テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」
のキャスターなどを経て、1992年に日本新党から参院議員に初当選した。
93年には衆院議員にくら替えし、8期連続当選。この間、新進党、自由党、保守党などで活躍し、
2002年に自民党に入党した。環境相や首相補佐官、防衛相などを歴任している。
現在、夕刊フジの人気コラム「私がやらねば」を執筆している。選挙戦では、舛添要一前知事が
打ち出した韓国人学校の増設に向けた旧都立高校(都有地)の貸与方針白紙化などを訴える方針だ。
小池氏はこれまでも、都知事選の有力候補として何度も浮上してきた。舛添氏の辞任直後にも
名前が挙がったが、小池氏自身はテレビ番組などで「万年候補者候補」と自嘲気味に繰り返し、
本心は明かさなかった。
こうしたなか、自民党都連所属の若狭勝参院議員らが23日に立候補を要請したほか、
28日には女性の民間団体からも出馬要請を受けた。小池氏は「しっかりと考え、受け止めたい」
などと前向きに語っていた。
ただ、都連は、世論調査で断トツの期待を集める桜井氏の擁立に向けて動いていた。
桜井氏を説得するため、総務相経験者で、桜井氏の元上司にあたる菅義偉官房長官を
“説得役”にする構想まで浮上していた。
小池氏の突然の出馬表明は都連を動揺させた。イラ立ちを隠せず、
「小池氏を支援することは150%ない」と吐き捨てる都連幹部もいる。
小池氏も記者会見で、自民党内の調整が済んでいないことを認め、「都連に支援をお願いしたい」と語った。
報道陣の「自民党の支援が得られない場合、出馬はなくなる可能性があるのか?
離党することもあるのか?」という質問に、小池氏は「ここに至るまで、党のしかるべき人には
相談している」「あくまでも、私は自民党議員。これからの流れを見極めたい」と含みを残している。
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