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2016.6.28 05:03
★63歳比例“新人”青山繁晴氏が異色の訴え「自民党を変えないと」
公示2日前に出馬表明した“新人候補”が異色の訴えで注目を集めている。
自民党の比例候補、青山繁晴氏(63)は多くのテレビ出演でも知られるジャーナリスト。
過去に各党から出馬要請を受けること7度。今回ついに安倍晋三首相(自民党総裁)の
直電で口説き落とされたが「自民党を変えないと現状は変わらない」と、安倍外交などにも
遠慮なく切り込んでいる。
首相直々に口説き落とした候補者が、異色の選挙戦を展開している。「勝つのが目的じゃない。
選挙戦を戦っているつもりはなく、皆と一緒に日本を考える機会をつくっている」と青山氏。
27日は東京都内で期日前投票を行ったが、「男が自分を売り込むなんて」と自分の名を書くのも
抵抗があったという。
通信社記者を経てシンクタンクを立ち上げ、安全保障問題などで政府のブレーンを歴任。
政界からは過去7度出馬のオファーを受けたが「選挙は嫌」と断ってきた。
今回も1月に自民党幹部からの打診を断ったが、今月12日に安倍首相からの電話を受けた。
「青山さんが国会で質問してくれれば外務省が変わる。経済産業省が変わる。
自民党の議員の意識が変わります」。その思いに心が動き、公示2日前に決断した。
その選挙戦は異例づくし。「1期しかやらない」「政治献金は1円も受け取らない」との公約だけでなく、
比例候補の集票を左右する、党からの推薦団体集めの申し出も「相手を見てものを言ってくれ」と断った。
まさに怖いものなしで、「党議拘束は軽視しないが主義主張は変わらない。圧力の中で生きてきた。
つぶれることはない」とキッパリ。街頭演説では進展しない拉致問題に触れ「『最後の一人まで取り返す』
といった安倍さんも含め、何にもしていないのはどういうことか」と首相にも容赦なかった。
選挙戦初日には選挙カーが事故を起こし、首を負傷するアクシデントも。何から何まで“異色”の選挙戦だが、
青山氏は「普段は目もくらむ痛さだけど、演説の時は感じない」と、首に巻いたコルセットをさすりながら笑い飛ばした。(丸山汎)
★熱選語録
◆「(政治不信の)震源地は新宿西口の摩天楼にいました」(おおさか維新から東京選挙区に出馬の田中康夫氏。
前東京都知事をチクリ)
◆「安倍首相は株や為替で『明日は良くなるかもしれない』という空気をつくった。気分を変えた。率直に評価する。
けれど空気だけで日本の実体経済は変わらない」(民進・蓮舫代表代行のアベノミクス批判)
◆「首相は野党共闘が怖くて仕方がない。日本国中で悪口ばかり言っている。一国の首相が悪口ばかり言っていては
駄目でしょ。自慢話ばかりも駄目だが」(共産・志位和夫委員長、民共批判を繰り返す安倍首相に)
青山 繁晴(あおやま・しげはる)
1952(昭和27)年7月25日生まれ、63歳。神戸市出身。慶大文学部中退、早大政経学部卒業。
79年共同通信社入社、社会、経済、政治記者などを担当。98年から三菱総合研究所の研究員、
2002年に独立総合研究所を設立。安全保障問題、テロ対策などの専門家として政府の諮問会議委員なども務めた。
自動車のA級ライセンスやスキューバダイビングのPADIライセンスを所持するなど、趣味も多彩。
URLリンク(www.sanspo.com)
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