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2016.6.26 10:00
★【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈571〉】民進党「身を切る改革」が聞いて呆れる 公約に政治資金の使途厳格化はなしと文春が指摘
『週刊文春』、宮崎哲弥さんのコラム「時々砲弾」を毎週、愛読している。
今週(6月30日号)のテーマは政治とカネ。ザル法といわれる「政治資金規正法」および「政党交付金制度」について、
各党が参院選でどんな公約をしているか。〈(舛添要一都知事辞任の)この期に及んで(中略)見直しに着手できなければ、
二度と「政治とカネ」の歪みを正す機会は訪れないだろう〉
で各党の公約は--。
〈自由民主党と民進党の公約には、政党交付金の減額はおろか、政治資金の支出、使途の規制も掲げられていない〉
〈公明党は、秘書などの会計責任者への政治家の監督責任を強化する〉
〈共産党は年来の主張である、政党交付金の廃止〉
〈おおさか維新の会は(中略)議員定数並びに議員歳費の三〇%削減〉
定例会見で松井一郎代表は「政治資金規正法改正が政治の役割」と表明した。
〈民進党の「身を切る改革」は企業団体献金の禁止を主眼としている。これ自体は評価できるものの、
あくまで政治資金の“入り”の制限に過ぎず、“出”が厳しく問われている今般の問題状況に対応していない〉
で、宮崎さんの結論。
〈旧民主党は本部収入の八五%が公費で賄われていた、「政党交付金依存度」が最も高い政党だった。
民進党もその公金依存体質を引き継いでいるものと思われる。それなのに政治資金の使い道を厳格化しようとしないとは……。
「身を切る改革」が聞いて呆れる〉
ああ、スッキリした。
各誌、参院選、都知事選を取り上げているが似たりよったり。
『文春』が「都知事候補9人を『身体検査』!」。『週刊新潮』(6月30日号)が「『参院選』女たちの開戦通告」。
たわいもないが、ま、おもしろい。
都知事選『文春』のメルマガ・アンケートではダントツの1位に橋下徹、2位が桜井俊だった。
『週刊現代』(7・2)、なぜか健康ネタばっかり。『壮快』かと思った。
(月刊『Hanada』編集長)
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