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2016.6.24 15:30
★【長州「正論」懇話会・詳報】櫻井よしこ氏「中国の軍艦が尖閣に」「トランプ氏も“中華”思想」「私たちの憲法へ大仕事を」
山口県下関市で23日に開かれた長州「正論」懇話会3周年記念講演会で、ジャーナリストの櫻井よしこ氏は
「国際社会や日本は今、大きな変化に直面している。憲法改正に取り組まなければならない」などと語った。
講演の主な内容は次の通り。
◇
米国“モンロー主義”オバマ大統領も「世界の警察ではない」…「世界の皆さん、ご自分で…」
日本は、百年に一度の大きな局面にあります。今月9日、中国の軍艦が尖閣諸島の接続水域に初めて入りました。
なぜ米軍や自衛隊が目を光らせているのに、お構いなしに入ってくるのか。
中国はこの水域に入れるほどの力を付けた。そして「米国も阻止をしない」と思い始めています。
中国が膨張するだけでなく、米国が以前のようではなくなってきたんですね。
米大統領選挙ではトランプさんが「アメリカ・ファースト」を掲げています。欧州とのNATO(北大西洋条約機構)
についても、時代に合わない、役に立たないと言っています。
この考えはトランプさんが言い始めたことではありません。昔から、米国には、他国とやり取りしなくても生きていけるという考えがあります。
オバマ大統領はどうでしょうか。トランプさんと別のタイプの政治家に見えますが、イラクから米軍を撤退させ、
「アメリカは世界の警察ではない」と演説しました。「世界の皆さん、ご自分でやってください」という点で、
2人は政治家として似ています。
米国の変化は、私たちの国にどのような変化をもたらすでしょうか。日本の平和の背景には日米安保条約がありました。
しかし米国は「日本人のために軍事的な犠牲を払いたくない。尖閣でも日韓でも、問題を起こさないでくれ。
引きずり込まれてしまう」と言っています。
憲法の前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と書いてあります。
皆さんの命や家族の命を、北朝鮮や中国の習近平国家主席に預けたい人がいますか?
嫌ですよね。そんな憲法を後生大事に守っていこうということがまかり通っているのです。
山口県は憲法改正の最前線に立っています。皆さん、勝負はこれからです。
本当の意味で立派な国、私たちの価値観を反映した憲法を作る大仕事を、皆さんで頑張っていきましょう。
URLリンク(www.sankei.com)