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★中国人実習生に月100時間超残業の疑い 6社捜索
6月14日 11時13分
外国人技能実習制度で受け入れた中国人の技能実習生に対し、労使の協定に違反して
1か月100時間を超える残業をさせていた疑いがあるとして、福井労働局は、福井県
勝山市などの縫製会社を一斉に捜索しています。
捜索を受けているのは、福井県の勝山市や大野市にある6つの縫製会社で、このうち勝山市の
「ラコーム」には、午前9時20分すぎに労働基準監督署の職員ら8人が入りました。
労働基準法では、労使があらかじめ決めた残業時間の制限を超えて働かせることを禁じていますが、
福井労働局によりますと、6つの会社は去年10月からことし2月にかけて外国人技能実習制度で
受け入れた中国人の技能実習生に対し、協定に違反して最大で月100時間を超える残業を
させていた疑いがあるということです。会社側は違法な残業を隠すため、実際の労働時間を
別の帳簿で管理していたとみられるということです。
NHKの取材に対して「ラコーム」側はコメントできないとしています。
労働局は捜索で押収した資料を分析するとともに、会社の関係者から事情を聴いて
外国人技能実習生の就労の実態解明を進めることにしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)