【ヘイト問題】カウンターのシンボル崔江以子さん「在日コリアンが住みよい社会になってこそ、日本人も暮らしやすくなる」 [06/12]at NEWSPLUS
【ヘイト問題】カウンターのシンボル崔江以子さん「在日コリアンが住みよい社会になってこそ、日本人も暮らしやすくなる」 [06/12] - 暇つぶし2ch1:ちゅら猫φ ★
16/06/12 10:40:14.05
記事入力 : 2016/06/12 06:09
★嫌韓デモ阻止の立役者・崔江以子さん「母として勇気出した」

「嫌韓デモを一緒に止めた日本の人たちが『日本がこれほど悪い社会だったとは知らなかった』
と謝っていました。こんな風に考える人たちがいるから、嫌韓デモもじきになくなるのではないでしょうか」

今月5日、神奈川県川崎市の中原平和公園前の路上で市民200人余りとともに、
極右団体メンバーによる嫌韓デモを中止に追い込んだ在日コリアン3世の崔江以子(チェ・カン・イジャ)さん(42)。
職場で出会った日本人男性と結婚し、やんちゃな2人の息子を医者にするのが夢という、どこにでもいる女性だ。
だが彼女は今、日本で外国人、特に在日コリアンを憎む極右団体と闘う「民族差別反対運動のシンボル」となっている。
崔さんは「私がとても大きなことをしたとは思わない。子どもたちだけは差別のない社会で暮らせるよう、
母親として勇気を出しただけ」と語る。

崔さんは、在日コリアンが1973年に設立した社会福祉法人「青丘社」傘下の福祉施設、
ふれあい館(川崎市川崎区)で外国人の日本定着を支援する仕事をしている。

7日、ふれあい館で会った彼女は、花柄のワンピースに薄いピンクのカーディガンといういでたちだった。
その姿からは、極右団体にデモを断念させ、市民らの前で「絶望が希望に変わった」と叫んだ姿は想像できなかった。
崔さんは「3年前に初めて嫌韓デモを見たときは『殺してしまえ』という声に驚いて、小学生の息子の手を握って急いで逃げた」と振り返る。

市民運動に目覚めたのは昨年11月、極右の保守団体がふれあい館の近所までやってきて「朝鮮人は消えろ」
「首を絞めて殺してやる」などと叫んだデモがきっかけだった。極右団体の行為をただ見ていることはできなかった。
今年1月、職員らとともに「『ヘイトスピーチ(特定の人種や民族への差別をあおる憎悪表現)を許さない』
かわさき市民ネットワーク」を結成。極右団体がデモを行うたびに記者会見を開き、その不当性を訴えた。
3月には参議院法務委員会に参考人として出席し、嫌韓デモの実態を証言した。
先月末にヘイトスピーチ対策法が成立すると連日警察署を訪れ、嫌韓団体にデモの許可を出さないよう求めた。

彼女の粘り強い努力は、他人のことに簡単に関わろうとしない普通の日本人たちの心を動かした。
在日コリアンの力だけでは解決が難しいと考えた崔さんは「外国人(在日コリアン)が住みよい社会になってこそ、
日本人も暮らしやすくなる」と日本の人々を説得した。川崎市の嫌韓デモに関する情報を入手すると、
自身のツイッター(短文投稿サイト)でこれを阻止するための力添えを呼び掛けた。5日のデモ現場には、
東京だけでなく神戸や新潟など全国から数百人が駆けつけた。崔さんは「市民団体の関係者以外は、
ほぼ自発的に集まった一般市民だった。ある日本人は私の手を握り『日本社会が心配でやって来た。
これから一緒に闘っていこう』と言ってくれた」と語った。

嫌韓デモを阻止して以降、職場には前よりもたくさん右翼からの脅迫電話がかかってくるようになった。
そのたびに、日本人の夫は「あなたは間違っていない。これからも押し通していけばいい」と応援してくれた。
崔さんは「子どもたちの世代は私のような心配をしないで済むよう、嫌韓デモに対抗していく」と力強く語った。

URLリンク(www.chosunonline.com)


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