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2016.6.10 15:27
★山口組系幹部の結婚式出席、大阪地裁の判断に疑問の声も 「祝儀が資金集めに…」
関税法違反などの罪で起訴され、拘置所に勾留されていた指定暴力団山口組系の幹部が、
娘の結婚式に出席したいとして勾留の執行停止を申請し、大阪地裁が挙式当日の数時間に
限って認めていたことをめぐり、弁護士からは「裁判所の決定は疑問」などとの声が上がった。
日弁連民事介入暴力対策委員会の委員長を務めた成川毅弁護士は「重篤な病気などで
勾留が執行停止されることはあるが、結婚式への出席を理由に認められるのは極めて珍しい」
としたうえで、「万が一、出席者の中に暴力団関係者がいたらどうするのか。祝儀が組織の
資金集めに利用されることもあれば、暴力団の看板を誇示する場として使われることもある」
と懸念。裁判所の対応について「一般の人でさえ結婚式との理由では認められにくく、
裁判所がなぜ決定を出したのか疑問だ」とした。
一方、暴力団員の刑事弁護を多く担当してきた下村忠利弁護士(大阪弁護士会)は
「執行停止には保釈金のような担保がなく逃亡のリスクはあるが、今回は弁護人など周囲が
きちんと支援態勢を整えたため、裁判所が認めたとみられる」と指摘。「同様の申請が今後
増えるかもしれず、弁護側は、受け入れられるような準備がより求められるだろう」としている。
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