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★「米国からすれば韓国より日本が可愛いのは当然」と専門家
NEWS ポストセブン 6月6日(月)16時0分配信
韓国マスコミは「オバマの広島訪問反対」で異様に熱を上げ、米国の日本配慮と
日米緊密化に激しく嫉妬した。正直米国にとって韓国というのはどんな存在なのか
─産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏が解説する。
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「日本にばかり気を遣わず韓国にも顔を向けてよ」と駄々をこねているのは親米を
前提にした甘えでもあるが、韓国の“親米”はどこか怪しいところがある。
日本も韓国も昨年は戦後(韓国では解放後)70年という記念すべき年だった。
日韓双方とも“70周年”の歴史には米国が関係している。日本は原爆もそうだが
米国との戦争終結(敗戦)から70年であり、韓国は米国の対日戦勝で解放・独立を
勝ち得てから70年だった。そこで安倍首相は「安倍談話」を発表し朴槿恵大統領は
「光復70周年記念演説」を行った。
ところがこの二つを読み比べてみて大きな違いに気付かされる。安倍談話には米国との
歴史をはじめ国際関係にかかわる言及が多く、米国を含め国際社会への感謝が語られているが、
朴槿恵演説にはそれらがまったくないのだ(拙著『韓国はどこへ? その「国のかたち」の
変質と行方』海竜社刊、参照)。
韓国の70年は解放から建国、朝鮮戦争、安全保障、経済発展に至るまで、現在の姿は米国の支援、
協力抜きには語れないはずだ。その米国に対する言及が一言もなかったのだ。国際関係にも触れていない。
実に冷たい。当時、演説を聞いて「それはないだろう! 誰様のお陰だ?」と、
人ごとながら義憤を感じたものだ。安倍談話とは対照的だった。
安倍談話には「謝罪と反省」の有無をめぐって異様な関心を示した韓国政府も韓国マスコミも、
自分たちの70年歴史総括はまったくいい加減だった。
こんな米国に対する恩知らず、礼儀知らずの韓国が、不満と文句だけは執拗に言ってくるという図式である。
韓国は米国にもこうなのだ。米国からすれば韓国より日本の方が可愛いし、
信義があって礼儀正しいと思うのは当然だろう。
※SAPIO2016年7月号
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)