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★帰国を理由に在宅起訴取り消し
大津地検、異例の対応
滋賀県内で食料品などを万引したとして、２０１０年に窃盗罪で在宅起訴された
ベトナム国籍の女（３９）が直後に帰国したまま日本に戻らず、大津地検が
今年５月１７日に「再入国の見込みがない」と起訴を取り消す申し立てを
したことが３日、関係者への取材で分かった。申し立てを受け、大津地裁
（高橋里奈裁判官）は即日、公訴棄却の決定を出した。
最高検によると、被告の所在不明を理由に、起訴取り消しを申し立てたケースは
１０～１４年に全国で計１２件あった。海外に逃亡したり、本国に帰ったり
したのを理由に取り消すのは異例という。
【 2016年06月03日 23時17分 】
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