【国際】中国人は「謝罪なきオバマ広島訪問」をどう受け止めたか?[06/03]at NEWSPLUS
【国際】中国人は「謝罪なきオバマ広島訪問」をどう受け止めたか?[06/03] - 暇つぶし2ch1:ちゅら猫φ ★
16/06/03 11:41:46.13
★中国人は「謝罪なきオバマ広島訪問」をどう受け止めたか?
姫田小夏 [ジャーナリスト] 2016年6月3日

オバマ米大統領が27日、被爆地の広島を訪れ、17分にわたる演説で核廃絶を訴えた。
オバマ大統領の広島訪問は中国でも多くの国民が注視したが、中国ではこの訪問がどのように伝えられたのだろうか。

中国のメディアが一貫して注目していたのは、原爆投下に対するオバマ大統領の「謝罪の有無」だった。

中国では日本以上に「謝罪の有無」に拘泥した。もし仮にオバマ大統領が謝罪をすれば、
中国も日中戦争時の暴力行為に対し、繰り返し日本に「謝罪」を求めることができるからだろう。

だが、一方で戦勝国のアメリカが敗戦国の日本に頭を下げれば、日本の「被害国」としての印象を際立たせ、
「加害国」としての立場を弱めてしまいかねない。

訪問を前にオバマ大統領は日本のメディアに「(メッセージに謝罪は)含まない」としたが、これも中国にとっては分が悪い。
アメリカが謝罪をしないという態度は、「日本は中国に謝罪しなくてもよくなった」という暗黙の了解を与えることにもなりかねないからだ。

謝罪してもしなくても、中国にとってその展開は好ましからざるものとなる、アメリカの大統領の広島訪問はそんな複雑さを秘めたものとなった。

だが、日本の被爆者たちにとっては、謝罪があろうがなかろうが、平和を願う気持ちに揺らぎはなかった。

周知のように、演説では原爆の投下についての謝罪はなかった。だが、広島の多くの被爆者たちは「謝罪の有無」を乗り越えて、
「核廃絶をめざす勇気」と述べたオバマ大統領に共感を示した。朝日新聞によれば、日本原水爆被害者団体協議会の
事務局長を務める田中熙巳さんも、広島を訪ねるオバマ米大統領に送った要望書に謝罪要求を入れなかったという。

日本のメディアもオバマ大統領の演説に対して「謝罪の有無」よりも「核廃絶への決意」を重点に置いて報道した。

■日本を“第二次大戦の罪人”にし続けたい

一方、オバマ大統領の広島訪問により、日米関係が「和解」のための新たな歴史の1ページを刻んだことは間違いない。
新たな歴史のページをめくるには、過去への言及が妨げになることもある。オバマ大統領が過去について言及することは
しなかったのも、そのためではないだろうか。米国では原爆投下が「戦争終結を促した」と言われているが、投下の是非は避けた形だ。

「和解」のためには、加害者も被害者も互いに前向きでなければならない―オバマ演説は、そんなメッセージをも
投げかけたといえるだろう。中国がこれをおもしろくないとするのは、日本を“第二次大戦の罪人”にし続ける
中国の外交カードが、今後、国際社会において効力を失う可能性があるためだ。

中国の電子メディアは「かつての戦勝国と敗戦国を最も堅固な同盟間関係にする非の打ちどころがないストーリーだ」
と皮肉り、「日本の加害国としての罪を弱め、日本が被害国を装う」(中国新聞網)と警戒したが、
中国にとってオバマ大統領による広島訪問は、心穏やかではなかったようだ。

案の定、中国外交部長の王毅氏は27日、「被害者は同情するだけのことはあるが、加害者は永遠に自己の責任を
回避することはできない」とクギを刺した。 >>2へ続く

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