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★ヘイトデモ 公園使用不許可「川崎市の英断」
2016年06月01日
民族差別を助長するヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモに対し、会場となる公園の使用を許可しない
ことで「待った」をかけた川崎市。地元の在日韓国人からは「市の英断」と評価の声が上がった。
市によると、ヘイトスピーチを繰り返している男性らは、6月5日に同市川崎区で100人規模の
デモを計画。区役所に区内2か所の公園の使用許可を申請した。
市では、男性が昨年11月と今年1月に区内でデモを行った際の言動を記録しており、精査した結果、
ヘイトスピーチ対策法で定める差別的な言動に当たると判断。今回も、同様の言動が繰り返される
可能性が高いと結論付けた。
課題もある。同様の団体が他の人の名前で申請した場合、見分けることができずにデモが行われて
しまう可能性もある。また、仮に市の許可なしで公園でデモが行われた場合は、条例で退去
を命じることができるものの、現場で言動を確認する必要がある。
山田彰彦・市緑政部長は「一般の利用者の集会を妨げず、ヘイトデモに対応するための基準づくりが
必要になる」と指摘する。
市の決定を受け、在日韓国人3世で同区の崔江以子さん(42)は、「市の英断をとてもうれしく思う」
と笑顔を見せた。崔さんは「他の自治体も、臆することなく毅然とした態度で同じような対応を取ってほしい」
と全国的な広がりを期待し、道路使用を管理する県警に対しては「行政と同じ立場に立って対応してもらいたい」と訴えた。
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