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2016.5.28 15:30
★【ソウルからヨボセヨ】韓国人被爆者への支援、実に40億円も「冷淡」と言われヤル気うせる
オバマ米大統領の広島訪問で韓国では、被爆当時、広島や長崎に居住していた韓国人被爆者の
ことが思い出したように話題になった。被爆者の約1割が韓国人だったといわれ、そのうち戦後、
韓国に引き揚げた人々に対する日本からの支援運動は1970年代以降、本格化した。
日韓国交正常化が1965年だから、それまではいわば「見捨てられた在韓被爆者」で、
その存在を訴えた同じタイトルの本が日本で70年に初めて出版されている。問題が韓国や
米国に関わるものだったため当初は、歴史的贖罪(しょくざい)意識が強くかつ反米・反日的な
左派・リベラル勢力に関心が強かった。
その後、官民双方で支援が続けられ、90年には日本政府が「人道医療支援基金40億円」を
提供している。昨年末、日韓で合意した新たな慰安婦支援が10億円だから、四半世紀前の
40億円は相当大きい。
この基金は韓国側で医療支援や福祉会館建設などに使われたが、結果的には長期的かつ効果的な
運用に失敗し、「食いつぶされた」といわれる。そのあげく韓国マスコミには「日本は何もやっていない」
「冷淡だ」といった非難がいつもの“日本たたき”として出る。
何をやっても評価されず、文句ばかり言われ続けたのではヤル気はうせます。(黒田勝弘)
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