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★米兵捕虜研究者、献花行事に招待 オバマ氏訪問
武田肇2016年5月27日15時01分
オバマ米大統領が広島市の平和記念公園で献花する行事に、広島留置中に原爆の
犠牲となった米兵捕虜を調査してきた歴史研究家、森重昭さん(79)と妻(73)が招待
されたことがわかった。森さん夫妻は広島原爆の被爆者で、招待に応じて出席する
被爆者は体調不良で欠席する1人を除き5人になった。
森さんによると、在日米大使館から招待の連絡が直接あったという。米国の原爆投下で
死亡した米兵捕虜の存在は、米国ではほとんど知られていない。今回の招待によって
被爆死した米兵に光があたる可能性がある。
森さんは約40年前から、広島城内にあった旧日本軍施設などで被爆し、亡くなった
米兵捕虜12人の足跡を調査。米在住の遺族とも交流し、国立広島原爆死没者追悼
平和祈念館に全員の遺影を登録している。活動は米監督によるドキュメンタリー映画
にもなり、ケネディ駐日米大使とも親交がある。(武田肇)
URLリンク(www.asahi.com)
★オバマ米大統領、広島で献花 被爆者の手を握り、抱き寄せ
1時間前
被爆者の森重昭さんを抱きしめるオバマ氏(広島、27日)
URLリンク(ichef.bbci.co.uk)
バラク・オバマ米大統領が27日、現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問し、平和記念公園を訪れた。
安倍晋三首相と共にまず平和記念資料館を見学した後、原爆死没者慰霊碑に献花した。第2次世界大戦の
すべての犠牲者を追悼した。大統領は献花の後、所感を読み上げ、広島への原爆投下について「空から死が落下し、
世界が変わった」と表明。原爆投下は「人類が自らを滅ぼす手段を手に入れた」ことを意味したと述べ、「核兵器なき世界」
への決意を強調。「広島と長崎が核戦争の夜明けとして知られる未来ではなく、私たち自身の道義的な目覚めとなる未来」
の実現を呼びかけた。
オバマ氏は1945年8月6日の記憶は決して色あせてはならないと述べ、「広島の記憶によって自分たちは独善と戦える。
広島の記憶が自分たちの道徳的想像力をかきたて、変化を促してくれる」と強調。さらに核兵器について、「恐怖の論理から脱却し、
(核兵器の)ない世界を追求しなくてはならない」と述べた。同様に核兵器なき世界実現のため「努力を積み重ねていく」と強調した
安倍首相の所感発表の後、大統領は被爆者の人たちと言葉を交わした。日本被団協の坪井直代表委員の手を握りながら話に
じっと耳を傾け、被爆米兵を調査してきた被爆者の森重昭さんをそっと抱き寄せた。
大統領はその後、安倍首相や岸田文雄外相の説明を受けながら、原爆ドームをじっと見上げた。オバマ氏はかねてから表明していたように、
原爆投下を謝罪はしなかった。
史上初の原爆投下で、広島では少なくとも14万人が死亡。3日後には長崎へも原爆が落とされ、さらに7万4000人が死亡した。
オバマ大統領は、主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)を終え、山口県にある米海兵隊岩国基地で米兵たちを前に
演説した後、大統領専用ヘリで広島入りした。大統領は岩国基地で「第2次世界大戦で命を落としたすべての人の思い出を
尊重するための機会だ」と演説。「平和と、核兵器がもはや必要なくなる(世界の)安全保障を追及していくと、あらためて確認
する機会だ」と述べた。大統領は基地でさらに、米国と日本の同盟関係は「世界で最強の(同盟の)ひとつ」だと強調し、
「いかにかつての敵国同士が単なるパートナーというだけでなく、最高の友達になれるか」を自分の訪問が示していると述べた。
米国では大勢が、原爆投下が甚大な惨禍をもたらしたと認めつつ、戦争を終結させたのだから正当だと考えている。
>>2へ続く
URLリンク(www.bbc.com)