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2016.5.25 08:40
★【伊勢志摩サミット】文人らが愛した日本の原風景、主会場の志摩観光ホテル
伊勢志摩サミットで主会場となる三重県・賢島にある志摩観光ホテル。
最高で1泊10万円以上の高級ホテルで、作家、山崎豊子さんの小説「華麗なる一族」の
冒頭に登場した。過去にも要人を迎えており、ホテル関係者は「サミット成功のお手伝い
をしたい」と意気込んでいる。
近代まで無人島だったという賢島に同ホテルが開業したのは昭和26(1951)年。
伊勢志摩に真珠の買い付けに訪れる外国人向けの洋風ホテルとして誕生し、
東京の日生劇場を手がけた建築家の村野藤吾さんが設計した。昭和天皇が開業の年を
含めて計5回宿泊されるなど、伊勢志摩を訪れた際の皇室の御用達の場にもなった。
ホテルのメイン施設「ザ クラシック」の開業は昭和44(1969)年。45年、
賢島駅に大阪や名古屋から近鉄特急が乗り入れ、交通の便が格段に向上した。
同年、「週刊新潮」で連載が始まったのが「華麗なる一族」。冒頭、ホテルのレストラン
から望む英虞(あご)湾に夕日の描写が登場した。ホテルに滞在して執筆したという
山崎さんは、「壮麗な自然の光線を文字にする術もなく、書いては消し、消しては書いて、
何日目かに書き上げた」と、ホテルの社内誌に書き残している。
世界の賓客も迎え、昭和56年にはモナコ公妃で女優だったグレース・ケリーさんが
モナコ大公レーニエ3世と訪れ、絶品として名高いアワビのステーキや伊勢エビのスープなど
「海の幸フランス料理」を堪能したという。
周りを海に囲まれた賢島で行われるサミットは、警備がしやすいというメリットがあると
みられる。また、ホテルは伊勢志摩国立公園の自然に囲まれ、経済やテロなど世界が直面
する課題を討議するのに適した場所といえる。ホテルの南浦彰総支配人(50)は
「さまざまな賓客もお迎えしてきた志摩観光ホテルの集大成として、サミットで成功の
お手伝いをしたい」と話す。
URLリンク(www.sankei.com)
小説家の山崎豊子さんもが愛用した志摩観光ホテルのレストラン「ラ・メール ザ クラシック」=三重県志摩市(寺口純平撮影)
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