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2016.5.24 14:31
★【伊勢志摩サミット】G7首脳、伝統体現する「御垣内参拝」で伊勢神宮訪問 「正式参拝」精神性触れる場に 安倍首相は個別で参拝も
日本政府が26日に開幕する主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で予定する先進7カ国(G7)
首脳による伊勢神宮(三重県伊勢市)の訪問に関し、正式参拝の「御垣内参拝(みかきうちさんぱい)」
で内宮に参拝する方向で各国と最終調整していることが24日、分かった。訪問を単なる文化財の視察とせず、
日本の精神性や伝統などを肌で感じてもらう機会とすることを重視した。
伊勢神宮によると、海外の要人では平成23年にドイツ大統領が御垣内参拝を行った例があるという。
政府関係者によると、G7首脳は26日午前、安倍晋三首相の案内のもとに内宮の「御正殿」で
御垣内参拝を行う。「二拝二拍手一拝」の作法は求めず、あくまで自由に拝礼してもらう形をとる。
また、伊勢神宮では外宮から内宮に参拝するのが古くからの習わしだが、今回は時間の都合から内宮のみとする。
G7首脳の伊勢神宮参拝をめぐっては、政府内で政教分離の原則の観点を懸念する声もあったが、
伊勢神宮に代表される日本の精神文化や心をより深く理解してもらう目的であることから、
原則には抵触しないと判断した。
政府筋は「互いに国の文化を理解し合うことは外交にとってもプラスになる」と指摘。
政府は外国人観光客の獲得にも力を入れており、G7首脳の訪問で伊勢神宮の知名度が上がる効果も期待している。
安倍首相は、昨年6月にサミット開催地を伊勢志摩地域に決定した際、「日本の精神性に触れていただくには良い場所。
G7のリーダーに訪れていただき、荘厳で凛とした空気を共有できれば」と語っていた。
伊勢神宮には歴代首相が毎年正月に恒例として参拝しており、安倍首相は第2次政権発足後、
4年連続で参拝している。安倍首相は、各国首脳との参拝を前に別途、個別に参拝も行う予定だ。
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【御垣内参拝】 伊勢神宮の厳粛な参拝方法で「正式参拝」や「特別参拝」とも称される。
天照大御神が鎮座する内宮の御正殿は瑞垣、内玉垣、外玉垣に囲まれており、外玉垣南御門の外側で行う
一般参拝と異なり、一つ内側の「御垣内」で参拝する。御垣内はこぶし大の白い御白石と黒い清石が敷かれ、
神職が装束を着用して奉仕する神聖な空間。初穂料を納め、男性は背広にネクタイ、女性もそれに準じる正装が求められる。
通常は「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼する。
URLリンク(www.sankei.com)
伊勢神宮内宮の正殿=三重県伊勢市
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三重県営サンアリーナに設置された国際メディアセンターがプレオープン。アネックスへの通路を歩く関係者=24日午前、三重県伊勢市(古厩正樹撮影)
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