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★太平洋戦争中に捕虜となった元米兵 大統領と広島訪問へ
5月22日 17時25分
太平洋戦争中に旧日本軍の捕虜となった元アメリカ兵などで作る団体は、
オバマ大統領の広島訪問を前に記者会見し、メンバーたちが「大統領は、
われわれの苦しみについても広島で話すべきだ」などと思いを述べるとともに、
ホワイトハウスの打診を受けて、メンバーがオバマ大統領と一緒に広島を
訪問することを明らかにしました。
オバマ大統領は今月27日に現職のアメリカ大統領として初めて、被爆地・広島を訪れ、
平和公園で原爆慰霊碑に献花し、所感を述べる予定です。
これを前に太平洋戦争中にフィリピンで旧日本軍の捕虜となった元アメリカ兵や、
その家族などで作る団体が21日、テキサス州で記者会見しました。
参加者たちは、オバマ大統領の広島訪問に理解を示す一方、「旧日本軍の捕虜となった、
われわれの苦しみについても広島で話すべきだ」とか、「一切、謝罪すべきではない」などと、
それぞれの思いを述べました。
一方、ホワイトハウスの打診を受けて、メンバーがオバマ大統領と一緒に広島を訪問すること
を明らかにし、被爆者と対話したいという意向を示しました。
団体のジャン・トンプソン会長はNHKのインタビューに対し、「多くの人は訪問には反対していないが、
大統領の訪問が謝罪と受け止められないか、懸念する声は上がっている。この訪問は世界が
注目しており、大統領には被爆者だけでなく、太平洋戦争で犠牲となったすべての人に言及
してくれれば、さらに意味のある訪問になると信じている」と述べました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)