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★7人死亡の船舶衝突事故 見張り不適切が原因
5月19日 10時16分
おととし、神奈川県の沖合で、貨物船とコンテナ船が衝突して中国人の
乗組員7人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は、コンテナ船の
見張りが不適切だったことなどが事故につながったとする報告書を公表しました。
おととし3月18日の未明、神奈川県三浦市の沖合でパナマ船籍の貨物船と
韓国船籍のコンテナ船が衝突し、貨物船が沈没して中国人の乗組員7人が死亡、
2人が行方不明となった事故で、国の運輸安全委員会は報告書を公表しました。
それによりますと、コンテナ船は貨物船が正面方向から近づいてきたため、
左にかじを切って進路を避けました。しかし、その後、コンテナ船は貨物船が
右方向にかじを切り、近づいていることに気付かずに直進を続けて衝突したと
いうことで、見張りが不適切だった可能性が高いとしています。
一方、貨物船は、乗組員が死亡しているため見張りの状況が明らかにならなかった
ものの、船の動きから衝突直前までコンテナ船に気付いていなかった可能性が
あるとしています。このため、コンテナ船が見張りを適切に行うとともに、
お互いに汽笛や無線で意思疎通を図っていれば衝突を回避できた可能性
があると指摘しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)