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★【永田町・霞が関インサイド】財務省は官邸に「平伏」 注目「霞が関人事」
2016.05.17
主要省庁の次期事務次官が閣議で発令されるのは6月3日付である。
事務次官交代があるのは、外務省(斎木昭隆事務次官・1976年入省)と
財務省(田中一穂事務次官・79年旧大蔵省)。
経産省の菅原郁郎事務次官(81年旧通産省)と防衛省の黒江哲郎事務次官
(81年旧防衛庁)は続投する。
外務省の次期事務次官は杉山晋輔外務審議官(政務・77年)が確定している。
注目すべきは、次の財務事務次官である。
一部雑誌で「事務次官昇格に黄信号が灯った佐藤慎一主税局長(80年)」と報じられた。
だが、財務省は省を挙げて首相官邸に平伏して「佐藤財務事務次官」を勝ち取ることができたようだ。
佐藤主税局長自らが昨年末の「軽減税率騒動」の主戦場に飛び込み、
官邸から、特に菅義偉官房長官の不興を買ったのは記憶に新しい。
菅官房長官の怒りが普通ではなかったため、一時は田中事務次官の続投、
そして、佐藤主税局長退官・星野次彦国税庁次長(83年)の主税局長就任説が流れた。
こうしたこともあって、財務省は官邸に対して白旗を掲げたうえで、
頭を垂れて従来の自然調和人事の実現を願ったのである。
最後は、安倍晋三首相が救いの手を差し伸べたので、菅官房長官も了承したようだ。
新幹部の陣立ては、次のようになるとみられる。
次期財務次官に佐藤主税局長、福田淳一主計局長(81年)留任、
主税局長に中江元哉首相秘書官(84年)、岡本薫明官房長(83年)留任-。
そして、次期首相秘書官には井上裕之主税局次長(86年)が起用される。
佐藤事務次官は2017年夏の人事で退任、福田主計局長が事務次官に昇格し、
岡本官房長が主計局長、太田充官房総括審議官(1983年)が官房長に就任することになるはずだ。
主要省庁のトップ人事すべてが官邸主導で実施されるといったことは過去に例がない。
政府与党は「安倍1強」だが、首相官邸と霞が関の関係は「官高省低」である。
そこで注目されるのは、霞が関官僚群の頂点に立ち、安倍首相の信任も絶大な
杉田和博官房副長官(事務・66年警察庁)の後任人事だ。
一部に北村滋内閣情報官(80年警察庁)説が取り沙汰されているが、ほぼ考えられない。
岡崎浩巳元総務事務次官(76年旧自治省)ではないか。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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