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★過酷な辺野古海上警備 菓子パン1個の昼食、トイレ行けずペットボトル持参
沖縄タイムス 5月12日(木)8時24分配信
沖縄県名護市辺野古沖の新基地建設予定海域で、海上警備を請け負うマリンセキュリティーの
複数の従業員が、沖縄タイムスの取材に応じた。日ごろは帽子やサングラス、マスクを着け、
その表情はうかがい知れない。過酷な勤務実態に苦しむ心情を初めて明かし「理不尽だ」と訴えた。
(北部報道部・阿部岳、中部報道部・赤嶺由紀子)
ある男性は、求人誌を見て応募した。仕事の内容が分からないまま、日当9千円とだけ聞かされた。
労働基準法で会社に義務付けられる労働条件の明示や、契約書もなかった。
沖縄県内外から集まる100人以上と働き始め、まず拘束時間の長さに驚いた。
「これだけ長ければ9千円は当たり前。最初から分かっていたら、魅力には感じなかった」
漁船で1度海上に出ると、基本的にトイレにも行けない。「ペットボトルを持って行くか、我慢するか」。
支給される「昼食」は菓子パン1個と缶コーヒー1本だけという日も多い。
新基地建設に抗議する市民の船やカヌーが立ち入り禁止の臨時制限区域に近づくと、
暗記している定型の警告文をハンドマイクで告げる。「立ち入り禁止です。速やかに退去してください」。
ビデオカメラで監視、撮影しているうちに船酔いし、もどしてしまう人もいる。
厳しい勤務と、支払われない残業代。男性は「国の仕事でこんなに理不尽な働き方をさせられるのは
納得がいかない」と怒る。
別の男性は「反対派に常に見られているという緊張感がある」と明かす。「全国的にも注目される
事業なのに、労基法違反がまかり通っている。会社には仕事を適正に評価してほしい」と望んだ。
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