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★加速する「舛添降ろし」 “天敵”の都議会自民党が虎視眈々
2016年5月13日 10時26分 日刊ゲンダイ
“公用車週末別荘通い”に続き、政治資金で家族旅行していた疑いが浮上した東京都の舛添要一知事(67)。
11日も「調べないと分からない。精査が終わったらコメントする」と釈明に追われた。
発売中の「週刊文春」によると、舛添知事は都知事就任前の13年と翌14年の正月、千葉県木更津市の
「龍宮城スパホテル三日月」に“会議費用”として計約37万円を支出している。
ところが、実際は家族旅行で子供たちと温水プールで遊んでいたというから、ア然とする。
「政治資金収支報告書に会議費用として記載しながら、家族旅行をしていたとすれば、虚偽記載に問われる
可能性があります。公訴時効は5年だから、まだ罪に問える。収支報告書を精査し、不正金額が100万円
単位まで積み上がりそうだったら、東京地検特捜部も重い腰を上げるかもしれません」(元大阪高検公安部長の三井環氏)
もっとも、検察が動く前に都議会で“舛添降ろし”が加速する可能性がある。6年前、自民党を離党して
除名処分となった舛添知事は、もともと都議会自民党と折り合いが悪い。14年2月の都知事選で自民党が
舛添知事を担いだのは、脱原発を訴えた細川護煕を勝たせたくなかったからに過ぎない。
事実、都知事になってから、舛添知事と都議会自民党は事あるごとに衝突している。
「3月には自民の反対を押し切る形で、舛添知事が韓国人学校を増設するための都有地を韓国政府に
貸し出す方針を決め、両者の対立が浮き彫りになりました。新国立競技場などに関する質疑でも、
都議会に説明をしないままツイッターで情報発信したことに対し、自民は猛反発しています。
6月1日から始まる都議会本会議は、大荒れ必至でしょう。野党が辞職勧告決議案を出したら、
それに自民党が乗っかりガンガン攻めるかもしれないといわれています」(都政に詳しいジャーナリスト)
■辞職した猪瀬前知事と同じ構図
2年前、猪瀬直樹氏が都知事を辞職した時は、野党ではなく、自民党が疑惑追及の先頭に立って追い詰めた。
あの時の構図が再現しそうなのだ。
「今夏の参院選に出馬するはずだった乙武洋匡氏にある程度、政治経験を積ませたら、自民党は20年の
都知事選に担ぎ出す計画だったようです。都議会自民党にとっては、猪瀬氏や舛添知事のように威張り散らし、
小うるさい都知事は目障りでしかない。早く担ぎやすい神輿に交代させたくて仕方ないのでしょう」(都議会関係者)
醜い争いともいえるが、浮世離れした“舛添感覚”で税金をムダ遣いする都知事には、
一刻も早くお引き取り願うしかない。
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