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★舛添都知事に新疑惑 元妻・片山議員「『公私混同』の極み」
05/12 01:13
東京都の舛添知事に、「高額な海外出張費用」、「公用車での別荘通い問題」に続き、
今度は、国会議員時代に「会議費」という名目で、家族旅行に出かけていたのではないかという疑惑が浮上した。
舛添都知事とは、どんな人物なのか、よく知る人物に話を聞いた。
白い歯を見せているが、どことなく硬い表情の舛添東京都知事。
11日午前10時半すぎ、舛添都知事は「(家族旅行については?)あのですね、週刊誌の件はですね、
解散した団体もありますので、調べないとわからないので」と述べた。
待ち構える報道陣の質問を遮るようにして話し始めた舛添知事に、「政治とカネ」の疑惑が浮上した。
11日に発売された週刊文春に、「『家族で龍宮城』旅行に血税が」という見出しが躍った。
週刊文春によると、知事になる前の国会議員時代の収支報告書に、会議費用として記載されている支出が、
正月の家族旅行に使われた可能性があるという。
会議費用が支払われたのは、千葉・木更津市の「龍宮城スパ・ホテル三日月」。
収支報告書によると、2013年1月3日に、およそ23万円、2014年1月2日には、およそ13万円が、
会議費用として支払われている。
ホテル関係者は取材に対し、「会議室利用での平均費用は8万円ほどで、20万円もかかるケースは、
ほとんどない。正月三が日の会議室の利用は、ここ5〜6年はない」と話した。
政治資金の使い道が問題視されたことは、これまでにもあった。
2014年には、政治資金で「クレヨンしんちゃん」など、子ども用の書籍を購入したことが批判された。
2014年11月、舛添都知事は「『あの言葉遣いが悪くて、子どもがあれ、まねしちゃってどうしようもないんで、
先生、政治の力でこういうの、なんとかできませんか』と(陳情が)、来るんです。どういう言葉遣いか、
(それを)買いに行かないとわからないので」と話していた。
不可解な政治資金の使い道としては、2014年3月に出版された自身の著書を、100冊購入していたことも明らかになっている。
さらに、別荘がある神奈川・湯河原町の、140円から550円のメニューが並ぶ、回転ずし店。
収支報告書では、飲食代として、あわせて3回、およそ5万円が計上されている。
一方、週刊文春によると、知事が職員に「ごちそうする」と言って誘ったのは、地元のマクドナルド。
しかも、自宅にクーポン券があることを思い出し、その職員に自宅まで取りに行かせたと伝えている。
舛添氏の知事としての給料は、2015年度は、およそ2,900万円。
一般市民の感覚では、十分もらっているように見えるが、ずいぶんな節約家のもよう。
1990年、当時41歳だった舛添氏は「消費税廃止して、税制改革の展望、これでやっていけるのか」と話していた。
国際政治学の知識を武器に、かつてはテレビコメンテーターとして名をはせた舛添氏。
9年前の2007年、第1次安倍改造内閣で、厚生労働相に就任した。
当時、自宅から姿を見せた舛添氏は「朝の日課なんで。やります、やります」と、朝のごみ出しで、「庶民派大臣」をアピール。
2014年1月の東京都知事選挙では、「オリンピック・パラリンピック、大きな目標ができました。
世界一の都市に、東京をしませんか、皆さん」と街頭演説していた。
この街頭演説から、さかのぼること3週間前の1月2日。
木更津市のスパホテルで、私的な家族旅行に政治資金が使われていた疑惑が、今回浮上した。
2015年9月、舛添都知事は「できるだけ都民の税金を使わないし、取り戻せるものは取り戻せるし、
使えるものは最後まで使うと、そういう方針ですので」と話していた。
白紙撤回に揺れたエンブレム問題では、「税金を無駄にしない」と語った舛添氏。
一方、自らの高すぎる海外出張費や、公用車を使っての別荘通いについては、開き直りとも受け取れる発言を行っていた。
4月1日、舛添都知事は「香港のトップが、二流のビジネスホテルに泊まりますか?」、「政治家というのは、トップリーダーです」と話していた。
>>2へ続く
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