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★87度の酒で客泥酔させ、カードで飲食代…銀座
読売新聞 / 2016年5月11日 12時25分
東京・銀座のクラブで客を泥酔させ、客のクレジットカードで架空の飲食代を
決済したとして、警視庁は11日、中国籍のクラブ経営張建中容疑者(53)ら
中国人を中心とした男女7人を電子計算機使用詐欺容疑などで逮捕したと発表した。
同庁はグループが昨年9月以降、同様の手口で約200回にわたり客のカードを不正使用し、
約2600万円を詐取したとみている。
同庁幹部によると、張容疑者らは昨年10月15日未明、銀座の路上で客引きした
都内の50歳代の男性2人を近くのクラブに連れ込み、酒を飲ませるなどして
昏睡させた上、2人のカードで架空の飲食代計約26万円を引き落とすなどした疑い。
グループが関与するクラブは銀座の一等地に約5店舗あり、このうち1店舗に捜査員が
客を装って潜入したところ、市販のウイスキーの容器にアルコール度数87%の別の酒を入れ、
客に出していたという。
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