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2016.5.7 12:50
★戦艦大和 呉市初の潜水調査、10日出港
広島県呉市の旧呉海軍工廠で建造され、先の大戦末期、鹿児島県南西沖に沈没した
戦艦大和の潜水調査に同市が初めて乗り出す。高性能カメラを搭載した遠隔操作可能な
無人潜水探査機を使い、5月中旬の10日間にわたって調べる。米軍の攻撃を受けて
爆発、沈没した大和の破損状況や船体の測定などを行うためで、カメラで撮影した
映像は呉市の大和ミュージアムで7月以降に公開する予定。
大和は、世界最大の口径46センチの主砲を搭載した全長263メートルの戦艦として
昭和16年に完成した。潜水調査は62年と平成11年にテレビ局などが行ったが、
アナログ映像のため、細部は十分に写っていない。
太平洋戦争で米軍に撃沈され、鹿児島県南西沖に沈む旧日本海軍の戦艦「大和」を
潜水調査するため、建造の地である広島県呉市は12日、平成27年度補正予算案に
8千万円を計上したと明らかにした。今月開会する見通しの定例市議会に提案し、
承認されれば今春にも調査を開始する。
費用には市の財源に加え、国の交付金を申請中。調査は民間業者に委託し、
船上からの遠隔操作が可能な無人潜水探査機を使うという。
呉市によると昨年、戦後70年の節目を迎えたことも踏まえ、最新の技術で現状を
細かく撮影し大和の資料を収集するのが目的で、写真や映像は大和ミュージアム
(呉市海事歴史科学館)で展示する予定。船体の引き揚げは想定していない。
大和ミュージアムでは、これまでも民間事業者が撮影した大和の映像などを公開。
開館10周年の昨年は、累計来館者数が1千万人に達した。
呉市が、大和の潜水調査費用を予算計上するのは初めてという。
URLリンク(www.sankei.com)
旧日本海軍の戦艦「大和」(三菱重工提供)
URLリンク(www.sankei.com)