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2016.4.30 16:40
★【iRONNA発】私が尊敬する舛添知事へ「なぜそんなにも韓国に媚びるのですか?」 八幡和郎(徳島文理大教授、評論家)
東京メトロ神楽坂駅から徒歩6分という超優良地を、韓国人学校の用地として韓国政府に貸与する
方針で協議を始めることを東京都が3月16日に発表したが、不足している保育所にこそ当てる
べきだということも含めて、舛添要一知事への批判が高まって、甚だしくはリコールすべきだと
いう人もいる。(iRONNA)
私はなんでもかんでも保育所問題の解決を優先すべきだという熱狂は行き過ぎだと思うし、
世界都市東京にとっての外国人学校の重要性も理解するが、その一方で、舛添知事の前のめりの
姿勢が無用な混乱を引き起こしていることも憂慮する。
舛添氏は尊敬する先輩であり古い友人だが、その発想のセンスの良さと抜群の能力にもかかわらず、
言動・行動がいつも前のめりに先走って、それがゆえに、期待に応えられないことが多かったし、
今回も慎重に行動しないと同じ轍を踏みかねない。
そこで、ここでは、舛添知事に対するやや行き過ぎた批判に反論するとともに、
舛添知事の政治手法にも苦言を呈することにしたい。
まず、外国人学校が充実していることは、その都市にとって非常な魅力であって、国際的な競争力を
高めるものなので、これまで以上に重視すべきものだと思う。とくに、海外での日本人学校でもそうだが、
企業駐在員など社会の指導的なエリートの子弟が多いので、彼らのその国での思い出を前向きに評価して
くれることは価値があるのだ。
その意味で、保育所が足らないから、国際交流などに使うべきでないというのは、なんとも了見が狭いし、
首都の住民や政治家として恥ずかしい。
しかし、今回、提供される用地は、破格の優遇ぶりだと思う。だからダメとは言わないが、相当に異例の
厚遇であることを韓国側が認識してくれ、それが、日本なり東京のためにある意味の「貸し」になるか
どうかが問われるのではないか。
その意味では、これが舛添知事個人の韓国での人気向上や朴槿恵大統領からの評価に役立つのは分かるが、
東京都なり日本のイメージを上げるほどのことになるかは自明の理ではない。少なくとも、韓国側が
この異例の配慮をそう認識し、東京都民に感謝し、こうした大盤振る舞いがほかの分野での同様の
バラマキを要求する結果にならないかしっかりと検証する必要がある。
とくに政府との関係では、感謝が朴槿恵大統領から安倍首相らにもされるようであるべきだと思う。
そのコンテキストで気になるのは、産経新聞の単独インタビューに応じた舛添知事が、
「(政治問題による東京五輪の)ボイコットがあってはならない」、「例えば、慰安婦問題があるからと
ボイコットされたら、たまったもんじゃない」、「仮にそういう雰囲気になったとき、『東京五輪だけは
成功させる』と言ってくれるだけで、全然違う」としていることで、こういうのは、よろしくない。
モスクワ五輪のボイコットの原因となったアフガニスタン侵攻のようなことを日本がするわけないし、
慰安婦だ竹島だ南京事件だとかいって中国や韓国がボイコットするなら、彼らが笑われるだけで勝手に
させればいいのである。「本当はボイコットしたいが、舛添知事や東京都民は政府や日本人全体は違うの
で参加する」などいえば、「こちらは参加をお願いする立場でない」というべきだ。 >>2へ続く
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