16/04/29 21:19:18.00
★安倍総理が１日から欧州諸国、ロシアを訪問へ
2016年04月29日 08:29
菅義偉官房長官は２８日の記者会見で、安倍晋三総理がＧ７伊勢志摩サミットを控え
「５月１日から７日まで、イタリア、フランス、ベルギー、ドイツ、英国及びロシアに出張する」と発表した。
菅官房長官は「各国首脳などとの会談を行い、Ｇ７伊勢志摩サミットの成功に向け、
Ｇ７伊勢志摩サミットの主要課題について意見交換するとともに、関係強化を図っていきたい」旨を語った。
またロシアについては「平和条約締結問題を含む日露関係全般について意見交換するほか、
国際社会の課題について意見交換する予定」とした。
菅官房長官は熊本地震への対応に関連して、安倍晋三総理が指示出ししていた被災者の権利、
利益を守るための「熊本地震災害の特定非常災害指定」について「本日（２８日）の閣議で
特定非常災害と指定した」とし「適用する特別措置を定める政令を決定した。政令については
５月２日の公布、施行を予定している」と語った。（編集担当：森高龍二）
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★プーチン大統領に思惑＝Ｇ７包囲網解体へ－日ロ首脳会談
【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領が、５月６日のロシア南部ソチへの安倍晋三首相の
非公式訪問を早くも歓迎している。背景には、北方領土交渉の用意があることを示唆して
日本に独自外交を促し、ウクライナ危機に伴う先進７カ国（Ｇ７）の対ロシア包囲網を
なし崩しにしようとする思惑もあるとみられる。
日ロ首脳会談の日程は４月２０日、プーチン大統領自ら各国大使の信任状奉呈式の場で
明らかにした。異例の公表で「サプライズ」（外交筋）と受け止められている。
「米国からの圧力にもかかわらず、日本の友人たちは（日ロ）関係を維持しようとしている」。
プーチン大統領は１４日のテレビ特番終了後、記者団の前で、米国の反対を押し切って訪ロを
決断した格好の安倍首相を高く評価した。このところロシア側に目立つのは、制裁の中で
久しく見られなかった「友好ムード」だ。
中国は「友人」で日本は「パートナー」の位置付けだったが、ラブロフ外相は外国メディア
とのインタビューで「（日本は）友人」と連呼。岸田文雄外相と１５日に東京で会談後の
共同記者会見でも、従来の「第２次大戦の結果、北方領土はロシア領になった」といった
ストレートな強硬論を封印し、交渉に応じる姿勢をアピールした。
ロシアとしては、クリミア半島編入の現状をまず固定化したい。中断する日本との外務・防衛
担当閣僚協議（２プラス２）再開などを見据え、クリミアには触れないまま、日ロの２国間関係を
「通常モード」（観測筋）に少しずつ近づけたい狙いがある。
ロシアは、ウクライナ東部の停戦合意についても「履行する意思がないのはポロシェンコ政権だけだ」
と開き直っている。同様に現状を固定化したまま、欧米との緊張緩和を図りたいところで、
日本はその突破口の一つとなる。
プーチン大統領の目標は、年内の公式訪日の実現だ。日本とは１５日の外相会談で、
安全保障に関する協議の場を設けることでも合意し、日ロ間の交流は息を吹き返してきている。
日本だけではない。プーチン大統領は１０月、フランスを訪問する方向で話を進めている。
ウクライナ危機を受けた対ロシア包囲網は、着々と解体に向けて進みつつある。（2016/04/29-14:27）
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