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★メディアでは有名人 脱税告発された韓国料理研究家の素性
日刊ゲンダイ / 2016年4月28日 9時26分
タモリと共演するなど、たびたびメディアに露出していたオモニ（母親）に何があったのか―。
東京国税局は２６日までに、所得税３８００万円を脱税したとして、韓国料理研究家で韓国籍の
金徳子氏（７１）と夫の鄭孝夫氏（７３）を所得税法違反容疑で東京地検に告発した。
「金容疑者らは１３年、所有する渋谷駅に近い土地とビルを都内の不動産会社に売却。
その後、契約不履行になったとして、金容疑者らは違約金２億５０００万円を不動産会社に支払っています。
ところが、“払った”という違約金をキックバックさせ、自宅に現金を保管していたのです」（捜査事情通）
金容疑者は韓国料理店を経営する傍ら、０６年に「タモリ倶楽部」や「とくダネ！」に出演するなど、
メディア業界では知られた存在だった。山口県出身の在日２世で、結婚を機に上京し、
姑の朝鮮宮廷料理家から料理を習ったという。
７９年に東京・渋谷区道玄坂に韓国料理店「家庭料理ナルゲ」を出店すると、
韓国料理本を出版したり、料理教室を開いたりするなど活動の幅を拡大していった。
それにしても金容疑者はなぜ、渋谷駅前という一等地に土地を所有していたのか。
登記簿によると、土地の権利者は金容疑者ではなく、創業７０年の生地販売店「マルナン」だ。
「マルナンの経営者と金容疑者は親族関係で、土地の管理を任されていたようです。
まあ、その土地を蓄財に利用できないか悪知恵を働かせたのでしょう」（前出の捜査事情通）
脱税の理由について「将来のためにお金を残しておきたかった」と話している金容疑者。
広告宣伝に片棒を担いだメディア、芸能人も反省した方がいい。
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