16/04/26 12:01:17.11
2016年 04月 26日 11:55 JST
★豪潜水艦の共同開発相手は仏に軍配、日本敗れる
[シドニー/東京 26日 ロイター] - オーストラリア政府は26日、400億ドルに
登る次期潜水艦の共同開発相手に、フランスの政府系造船企業DCNS社を選定したと発表した。
初の大型武器輸出を目指した日本は敗れた。
ターンブル首相が同日発表した。
ディーゼルエンジンを動力とする「コリンズ級」潜水艦6隻を保有するオーストラリアは、
2030年ごろから世代交代を計画。最大12隻の潜水艦を調達する予定で、共同開発相手を求めていた。
入札にはDCNSのほか、日本の防衛省・三菱重工業(7011.T)・川崎重工業(7012.T)で作る
官民連合と、ドイツのティッセンクルップ(TKAG.DE)が参加していた。
DCNSは5000トンの原子力潜水艦「バラクーダ級」の動力をディーゼルに変更した艦を、
日本は海上自衛隊が運用する4000トンの「そうりゅう型」をベースにした艦を、
ティッセンクルップは2000トン級の「214型」を大型化することを提案していた。
豪政府は当初、技術的なリスクが最も低いとして日本国内で建造することを検討していた。
しかし、豪経済と雇用にメリットがないとの反発が強まり、昨年2月にドイツとフランスを
含めた入札に切り替えた。
URLリンク(jp.reuters.com)
2016.1.25 11:44
★「日本以外なら中国の勝利意味する」 豪潜水艦共同開発で米政府筋
25日付のオーストラリアン紙は、日独仏が争うオーストラリアの次期潜水艦の
共同開発相手選定で日本が選ばれなければ、日本案に反対する中国が外交的に
勝利することを意味するとの米政府筋の見解を報じた。
ターンブル首相は1月中旬に訪米した際、潜水艦選定についても協議したとされる。
米政府は公式には中立の立場を強調しているが、事務レベルではこうした懸念を
オーストラリア側に伝えているとみられる。
米政府筋は、海上自衛隊の「そうりゅう型」ベース案を支持する理由を
(1)海洋進出する中国への対抗上、最も性能が高い(2)最も相互運用性がある
(3)日米豪の戦略的協力が加速される(4)日本の敗北は中国の外交、戦略的勝利を
意味する-とした。(共同)
URLリンク(www.sankei.com)