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★【五輪エンブレム】若者は「地味」の声 外国人は「日本らしさ」を評価
2016年4月25日 19時37分 産経新聞
紆余(うよ)曲折の末に2020年東京五輪・パラリンピックの新エンブレムが決定した。
日本の伝統色である藍色の四角形を組み合わせたチェック柄の「組市松紋」は
「粋な日本らしさを描いた」とされるが、日本らしさに敏感な外国人や、4年後の
五輪・パラリンピックを盛り上げる中心的な存在となる若者の目には、どのように映ったか。
東京・渋谷のスクランブル交差点を友人とともに歩いていた渋谷区の高校2年、
斉藤ひなさん(16)は、新エンブレムの印象を「地味」と一言。「オリンピック招致のときに
使っていた桜のロゴの方がよかった」と指摘するものの、「決まったならしようがない。
やり直すお金も時間ももったいない」。
他にも、「もう少しカラフルなエンブレムにしてほしかった」「シンプルでつまらない」など、
若者の間では藍色でまとめた色味の少ないデザインに抵抗感を示す声が多かった。
一方で、大田区の高校1年、吉野晃史(あきふみ)さん(15)は「江戸の染め物のような
色合いで、多くを語らない感じ。モノトーンでいいと思う」と評価。札幌市白石区の会社員、
瀬口美咲さん(25)は「斬新でいい。震災やテロで大変な世の中だから大会も派手に
しないでほしい」と話した。
外国人はどうか。都内に商談で出張してきた米国籍の金融業、ジョエル・バーバーさん(54)は
「以前のマンガみたいなデザインよりはよほどいい。訴えるものはないが、優雅」と合格点を与える。
「どの辺が『日本らしい』のかな」。そう懐疑的に話すのは、観光で皇居を訪れていたブラジル人
外交官のルイサ・タチさん(28)。「静けさや統一感、伝統を感じる」としてデザイン自体は
好印象とする一方、紺と白が目立つ色調については「雪のようで冬季五輪みたい」。
南アフリカでメディア関係の仕事をしているクレア・ラーデメーヤーさん(37)は「真ん中の
白い空白は菊の花? 現代的でありつつ古典的で、とても日本らしい」と気に入った様子だった。
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