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★【慰安婦をめぐる損賠訴訟】「私への憎悪をあおられた」元朝日記者、植村氏の意見陳述(要旨)
2016年4月22日 23時38分 産経新聞
「慰安婦記事を捏造(ねつぞう)した」などの指摘で名誉を傷つけられたとして、
元朝日新聞記者の植村隆氏がジャーナリストの櫻井よしこ氏と新潮社などを相手に損害賠償などを
求めた22日の第1回口頭弁論で、植村氏が行った意見陳述の主な内容は以下の通り
(記者会見で植村氏が配布した資料に基づく)。
◇
≪「殺人予告」の恐怖≫
裁判長、裁判官のみなさま、法廷にいらっしゃるすべのみなさま。知っていただきたいことがあります。
17歳の娘を持つ親の元に、「娘を殺す、絶対に殺す」という脅迫状が届いたら、毎日、毎日、
どんな思いで暮らさなければならないかということです。そのことを考えるたびに、千枚通しで
胸を刺されるような痛みを感じ、悔し涙がこぼれてきます。
私は2015年2月2日、北星学園大学の事務局から、「学長宛に脅迫状が送られてきた」
という連絡を受けました。脅迫状はこういう書き出しでした。
「貴殿らは、我々の度重なる警告にも関わらず、国賊である植村隆の雇用継続を決定した。
この決定は、国賊である植村隆による悪辣な捏造行為を肯定するだけでなく、南朝鮮をはじめ
とする反日勢力の走狗と成り果てたことを意味するものである」
5枚に及ぶ脅迫状は、次の言葉で終わっています。
「『国賊』植村隆の娘を必ず殺す。期限は設けない。何年かかっても殺す。何処へ逃げても殺す。
地の果てまで追い詰めて殺す。絶対にコロス」
私は足が震えました。
大学に脅迫状が送られてきたのは2014年5月末以来、これで5回目でした。最初の脅迫状は私を
「捏造記者」と断定し、「なぶり殺しにしてやる」と脅していました。さらに「すぐに辞めさせろ。
やらないのであれば、天誅として学生を痛めつけてやる」と書いていました。
娘を殺害する、というのは5回目の脅迫状が初めてでした。もう娘には隠せませんでした。
「お前を殺す、という脅迫状が来ている。警察が警戒を強めている」と伝えました。
娘は黙って聞いていました。
娘への攻撃は脅迫だけではありません。2014年8月には、インターネットに顔写真と名前が
さらされました。そして、「こいつの父親のせいでどれだけの日本人が苦労したことか。
自殺するまで追い込むしかない」と書かれました。
≪私への憎悪をあおる櫻井さん≫
櫻井よしこさんは、2014年3月3日の産経新聞朝刊第1面の自身のコラムに、
「真実ゆがめる朝日報道」との見出しの記事を書いています。このコラムで、
櫻井さんは私が91年8月に書いた元従軍慰安婦の記事について、こう記述しています。
「この女性、金学順氏は後に東京地裁に訴えを起こし、訴状で、14歳で継父に40円で売られ、
3年後、17歳のとき再び継父に売られたなどと書いている」。その上で、櫻井さんは「植村氏は彼女が
人身売買の犠牲者であるという重要な点を報じ」ていない、と批判しています。
しかし、訴状には「40円」の話もありませんし、「再び継父に売られた」とも書かれていません。
櫻井さんは訴状にないことを付け加え、慰安婦になった経緯を継父が売った人身売買であると決めつけて、
読者への印象をあえて操作したのです。これはジャーナリストとして、許されない行為だと思います。
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