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★国産ステルス実証機が初飛行
4月22日 9時15分
防衛省が開発を進める国産のステルス実証機X2が、愛知県の県営名古屋空港を離陸し、初飛行を開始しました。
X2は、防衛省が、ステルス機の技術的な課題を検証するため7年前から、394億円をかけて開発を進めてきました。
これまで地上での走行試験を繰り返してきましたが、初飛行のため、22日午前9時前、愛知県の県営名古屋空港を離陸しました。
X2は、機体もエンジンも国内メーカーが手がける国産機で、翼や胴体の形を工夫して電波の反射を抑え、
レーダーに探知されにくいよう設計されているほか、エンジンからの噴射の向きを変えることでより機動的な
飛行を可能にする新たな技術が採用されています。
X2は、このあと、岐阜県などの山間部上空にある自衛隊の訓練空域を飛行し、およそ30分後、
航空自衛隊岐阜基地に着陸することになっています。
自衛隊向けの国産機の初飛行は、平成22年のC2輸送機以来6年ぶりです。
また、戦闘機の開発を目的とした小型ジェット機の初飛行は、平成7年のF2戦闘機以来21年ぶりです。
ステルス機を巡っては、アメリカが、F22戦闘機を実戦配備しているほか、ロシアや中国が、次世代の戦闘機として
開発に力を入れています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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