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★被災地で非常に激しい雨のおそれ 土砂災害に警戒を
4月21日 11時08分
低気圧と前線の影響で九州北部では風が強まり、局地的に激しい雨が降っています。
熊本県などの被災地ではこれから局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、
気象庁は土砂災害や暴風に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、発達中の低気圧と前線の影響で西日本の広い範囲で大気の状態が
不安定になり、九州北部には発達した雨雲が次々とかかっています。午前10時半までの
1時間には佐賀県伊万里市で43ミリの激しい雨を観測しました。一方、風も強まっていて、
長崎県の雲仙岳では午前10時20分に27.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
低気圧はこのあと発達しながら東へ進むため、規模の大きな地震が相次いでいる熊本県や
大分県など九州北部ではこれから局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が
降るおそれがあります。
22日の朝までに降る雨の量は、熊本県で150ミリ、大分県で120ミリなどと予想されています。
気象庁は、被災地ではこれまでの地震で地盤が緩んでいるため、土砂災害に警戒するとともに、
低い土地の浸水や川の増水などにも十分注意するよう呼びかけています。
また、22日の明け方にかけて西日本から東日本の広い範囲で風が強まる見込みで、最大風速は、
熊本県や大分県など九州北部の陸上と海上でいずれも20メートル、近畿の陸上で18メートル、
海上で20メートルと予想され、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。
気象庁は暴風に警戒するとともに落雷や竜巻などの突風に十分注意し、発達した積乱雲が近づく
兆しがある場合は、頑丈な建物に移動し安全を確保するよう呼びかけています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)